LESSON 01

過去形の否定文と疑問文

didを過去の案内役として理解しよう

一般動詞の過去文でdidが過去を担当し、後ろの動詞が基本形になる仕組み

didを過去の案内役として理解しよう

このレッスンの役割と目標

前のセクションまでに、playedやwentのような過去形で「したこと」を表しました。ここからは「しなかった」「しましたか」と言うためにdidを使います。

このレッスンの目標は、didが文の過去を担当し、その後ろの一般動詞は基本形になるという仕組みを説明できることです。まず仕組みを理解し、否定文と疑問文の形は次のレッスンから一つずつ練習します。

過去を示す印は一か所でよい

肯定文では、一般動詞自身が過去形になっています。

Ken played tennis yesterday.

Ken went to the park yesterday.

否定文や疑問文ではdidが過去を引き受けます。そのため、後ろの動詞は基本形へ戻ります。

Ken did not play tennis yesterday.

Did Ken go to the park yesterday?

肯定文とdidを使う文で過去の印が移動する図 肯定文ではplayedが過去を担当し、否定文ではdidが過去を担当してplayが基本形へ戻る様子を、過去バッジの移動として示す。 過去の担当は一か所 肯定文 Kenplayedtennis. 動詞が過去を担当 否定文 Kendidnotplaytennis. didが過去を担当基本形へ戻る did + played では過去の印が二重になる

didはdoの過去形

didはdoの過去形ですが、否定文や疑問文では「過去を示して文を組み立てる助動詞」として働きます。日本語の一語に無理に置き換えるより、「この文は過去ですよ」と案内する印だと考えると分かりやすくなります。

文の種類 過去を担当する語 一般動詞
肯定文 played / went 過去形
否定文 did play / goという基本形
疑問文 Did play / goという基本形

例題:過去の担当を見つける

次の文では、どの語が過去を表しているでしょうか。

Did Aya visit Kyoto last year?

答えはDidです。visitは基本形です。last yearも過去の時間を示しますが、文法上、動詞部分で過去を担当するのはDidです。

二重に過去を付けない

Did Aya visited Kyoto?

これは誤りです。Didとvisitedの両方が過去を示してしまいます。

Did Aya visit Kyoto?

didがあるため、後ろはvisitへ戻します。不規則動詞も同じで、Did he went?ではなくDid he go?です。

よくある間違い

didを日本語へ直接訳せないため、意味のない語だと思うことがあります。didには、文を過去の否定や疑問として組み立てる重要な役割があります。

didの後ろに過去形を残す誤りも多くあります。「過去の担当は一か所」と考え、didを見つけたら後ろを基本形へ戻します。

自分で確かめよう

確認1:Did you played soccer?の誤りを直してください。Did you play soccer?です。Didが過去を担当するので、playedを基本形playへ戻します。
確認2:She did not go there.で過去を担当する語はどれですか。didです。goは基本形です。
確認3:なぜdid wentとは言わないのですか。didとwentの両方が過去を表して二重になるからです。didの後ろは基本形goにします。

まとめと次の一歩

肯定文では一般動詞の過去形が、否定文と疑問文ではdidが過去を担当します。didの後ろの一般動詞は基本形です。

次は、規則形と不規則形の両方を、didの後ろで基本形へ正確に戻す練習をします。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。