同じ動詞でも場面から時制を選ぼう
このレッスンの役割と目標
ここまでに、習慣、一時的な動作、状態という三つの見方を学びました。今回は、play、study、liveのような同じ動詞が出ても、周りの文から現在形と現在進行形を選びます。
目標は、「この動詞ならこの時制」と決めつけず、時間の幅と話し手の意図を根拠に選択できることです。
動詞は同じでもカメラの向きが違う
Rina studies English after dinner.
カメラは、夕食後に繰り返す生活全体を見ています。
Rina is studying English in her room now.
カメラは、今の部屋の場面を切り取っています。
三段階で選ぶ
- 周りの時間表現や場面を読む。
- 習慣・状態か、今を含む一時的な動作かを決める。
- 主語に合わせて現在形または現在進行形を作る。
例題:liveを使い分ける
My uncle lives in Tokyo.
ふだんの居住地という状態なので現在形です。
He is living in Kyoto this month.
今月だけの一時的な居住なので現在進行形です。
liveという動詞自体が時制を決めたのではありません。Tokyoが習慣、Kyotoが進行形という規則でもありません。ふだんか一時的かが根拠です。
具体例:会話の前後を読む
A: Where is Sora?
B: He is playing basketball in the gym.
「ソラはどこ?」と今の居場所を尋ねているため、現在進行形です。
A: What does Sora do after school?
B: He plays basketball.
放課後の習慣を尋ねているため、現在形です。
よくある間違い
playが見えたらplays、nowが見えたら必ずis playing、と一語だけで決めると、主語や意味を見落とします。選択肢を見る前に、文が広い時間と狭い時間のどちらを映しているかを言葉にしましょう。
また、時制を正しく選んでもHe playやHe are playingでは完成しません。最後に主語一致を確認します。
自分で確かめよう
確認1:Mika usually ( reads / is reading ) before bed.はどちらですか。
readsです。usuallyとbefore bedが習慣を示します。確認2:Mika cannot answer the phone because she ( takes / is taking ) a bath.はどちらですか。
is takingです。電話に出られない今の理由を説明しています。確認3:Ken plays soccer.とKen is playing soccer.の違いを説明してください。
前者は習慣としてサッカーをすること、後者は今を含む一時的なサッカーの途中を表します。まとめと次の一歩
同じ動詞でも、習慣・状態には現在形、今を含む一時的な動作には現在進行形を使います。動詞だけでなく、時間表現、会話、前後の文を根拠にします。
次は、What do you do?とWhat are you doing?のような質問の意味を読み分け、同じ時間幅で答えます。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。