現在形と現在進行形を入試文脈で選ぼう
このレッスンの役割と目標
前のレッスンでは、入試で時制を選ぶ判断地図を作りました。今回は現在の中を、習慣・状態と今進行中の動作に分けます。
目標は、時間表現だけでなく動詞の意味と前後の状況を読み、現在形かam / is / are+動詞-ingかを選ぶことです。特に「nowがあれば必ず進行形」という誤解を直します。
現在には二つの見方がある
| 意味 | 中心の形 | 例 |
|---|---|---|
| いつもの習慣 | 現在形 | She walks to school every day. |
| 今も成り立つ状態 | 現在形 | I know the answer now. |
| 今まさに途中の動作 | 現在進行形 | She is walking to school now. |
例題1:同じplayを文脈で分ける
Taro plays soccer after school every day.
every dayが繰り返す習慣を示すため、現在形playsです。
Look! Taro is playing soccer with Ken.
Look!で今の場面へ注意を向け、プレーが途中なのでis playingです。
例題2:nowでも現在形になる
I know the answer now.
knowは「知っている」という状態を表します。今まさに知る動作を進めているのではなく、現在の状態なので現在形が中心です。
中学段階では、know、like、love、want、need、haveなど、状態を表す基本動詞は通常進行形にしないと整理します。
具体例:会話全体から選ぶ
A: Where is Mika?
B: She is in the music room. She (practice) the piano now.
今Mikaがどこで何をしているかを聞く会話で、練習という動作の途中です。答えはis practicingです。
A: Does Mika practice every day?
B: Yes. She (practice) after school.
every dayについての習慣なのでpracticesです。質問のDoesも現在の習慣を示す助けになります。
入試での三確認
- every dayやusuallyで繰り返しを示しているか
- Look!や会話の状況から動作の途中だと分かるか
- 動詞は動作ではなく状態を表していないか
最後に、現在形なら三単現、進行形なら主語に合うbe動詞と-ingのつづりを確認します。
よくある間違い
nowだけを見てI am knowing the answer.とすると、状態動詞を進行形にしてしまいます。反対に、Look! The dog runs.では、目の前で走っている途中という場面を十分に表せません。The dog is running.が中心です。
「時間語→答え」ではなく、「時間語+動詞の意味+場面→答え」と考えます。
自分で確かめよう
確認1:My brother usually (use) this computer.の答えは何ですか。
usesです。usuallyが習慣を示し、My brotherは一人なので三単現の-sを付けます。確認2:Listen! Someone (sing) in the next room.の答えは何ですか。
is singingです。Listen!が今進行中の動作へ注意を向け、主語Someoneは一人です。確認3:I (want) some water now.はwantとam wantingのどちらが中心ですか。
wantです。wantは欲しいという状態を表し、中学英語では現在形が中心です。まとめと次の一歩
現在形は習慣・状態、現在進行形は今まさに途中の動作を表します。nowだけで決めず、動詞の意味と前後の場面を合わせて判断します。
次は、文章の基準時を使い、現在の習慣・状態と終わった過去の出来事を選び分けます。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。