会話の前後から動詞の形を完成させよう
このレッスンの役割と目標
前のレッスンでは、時制を保って否定文・疑問文へ変換しました。今回は、会話の質問、応答、時間表現、直前のきっかけを統合し、空所の動詞を選びます。
目標は、空所を含む一文だけで答えず、会話の往復から「いつ・どんな役割・どの文型」を読み、動詞の形を完成させることです。長い自由会話の作成は扱いません。
会話は四つの窓から読む
例題1:質問が時間を示す
A: Did you visit the museum yesterday?
B: Yes, I did. I (see) many old tools there.
Did、yesterday、Yes, I did.の三つが過去を示します。seeの過去形sawを選びます。
例題2:応答から進行中と分かる
A: What is Emi doing now?
B: She (practice) the piano in the music room.
is ... doingとnowが、今進行中の動作を尋ねています。主語Sheに合わせ、is practicingです。
例題3:直前のきっかけから未来を選ぶ
A: I can't carry this box.
B: Don't worry. I (help) you.
Bは困りごとを今聞き、その場で助けると決めています。will helpです。
A: Why did you buy flour and eggs?
B: I (make) a cake tomorrow.
材料を買ったことが事前準備を示すので、am going to makeです。tomorrowだけで決めたわけではありません。
具体例:短い答えをそろえる
A: Is Ken going to join us?
B: Yes, he will.
質問の仕組みと短い答えが混ざっています。be going toの疑問文はbe動詞で受けるので、Yes, he is.です。
A: Will Ken join us?
B: Yes, he will.
こちらは質問と答えがwillでそろっています。
会話問題の読み順
- 空所より前の質問を読む
- 空所より後ろの短い答えも読む
- 時間表現を囲む
- 直前に起きたこと・準備を確認する
- 時制と文型を決め、主語へ形を合わせる
よくある間違い
空所を含む一文だけを見ると、質問のDidや応答のYes, I do.を使えません。また、tomorrowを見た瞬間にwillを選ぶと、直前の準備を見落とします。
会話では各発言を別々に訳さず、「質問が何を求め、答えが何を受けているか」を矢印でつなぎます。
自分で確かめよう
確認1:A: Do you play tennis every day? B: Yes. I (practice) after school.の答えは何ですか。
practiceです。Doとevery dayが現在の習慣を示し、主語Iなので基本形です。確認2:A: Where was Yuki at eight? B: She (study) in the library.の答えは何ですか。
was studyingです。過去の8時という一点で、勉強の途中だったことを表します。確認3:A: Are they going to come? B: Yes, they (be).の答えは何ですか。
areです。質問の文頭Areを受けて、Yes, they are.と答えます。まとめと次の一歩
会話の空所は、質問、応答、時間表現、直前のきっかけを合わせて読みます。意味を決めたあと、do・be・willの文型と主語へ形を合わせます。
次は、複数の会話や出来事を含む短い長文から時間線を描き、時制の変化を文章全体で読み取ります。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。