時間を表す語を手がかりとして使おう
このレッスンの役割と目標
前のレッスンでは、be動詞型と一般動詞型で時間を持つ場所を見分けました。今回は、時間を表す語句を使って、場面と述語動詞の形が合っているか確かめます。
目標は、時間語を現在・過去・未来の候補へ分類し、動詞の形と照合できることです。時間語だけで機械的に答えを決めないことも大切です。
時間語は「答え」ではなく、話し手がどの時間を見ているかを示す手がかりです。
よく使う時間語を整理する
| 時間の見方 | 時間語の例 | 主に示す場面 |
|---|---|---|
| 現在の習慣・状態 | every day、usually、on Sundays | 繰り返すこと、現在の状態 |
| 今この途中 | now、right now、at the moment | 今進行中のこと |
| 過去 | yesterday、last week、two days ago | 今より前の出来事 |
| 未来 | tomorrow、next month、soon | 今より後の見込み・予定 |
nowとevery dayは、どちらも広く「現在」に関係しますが、同じ形を選ぶとは限りません。現在形と現在進行形の違いは後のセクションで詳しく扱います。
具体例:時間語と動詞を照合する
問題:空所に適切な語を選びます。
Yuna ( visit / visited / will visit ) her grandmother last Sunday.
- last Sundayは今より前です。
- 主語Yunaに対する述語動詞を過去へ置きます。
- visitedを選びます。
答えはYuna visited her grandmother last Sunday.です。
時間語とvisitedの両方が過去を示しているため、文の時間がそろいます。
手がかりを照合する図
時間語だけでは決められない例
I am busy now.
nowがあるため、今の状態だと分かります。busyという状態をbe動詞amで現在として表します。
I am studying now.
同じnowでも、こちらはstudyingの途中です。be動詞amとstudyingがまとまりになっています。
nowを見ただけで必ず一つの形に決めるのではなく、状態か進行中の動作かを場面から確かめます。
時間語がなくても時制はある
My father worked at a hospital.
yesterdayなどがなくても、workedの形が過去を示します。前後の会話によって具体的な時期を知ることはありますが、「時間語がないから現在」という判断はできません。
よくある間違い
一つ目は、lastを見つけたら文中のどの動詞でも過去にすることです。主語に対する述語動詞を見つけ、その形を合わせます。
二つ目は、nowなら必ず現在進行形と覚えることです。be busyのような現在の状態もあります。時間語と場面をセットで読みます。
三つ目は、時間語がなければ時制もないと思うことです。英語の述語動詞は、時間語がなくても形によって時間を示します。
自分で確かめよう
確認1:We ( play / played ) tennis yesterday. はどちらですか。
playedです。yesterdayという過去の場面と、述語動詞の過去形を一致させます。確認2:nowがあれば必ず現在進行形ですか。
いいえ。今の状態を表すI am busy now.のような文もあります。場面と述語の意味を確認します。確認3:時間語のないShe lived in Canada.を過去と判断できる理由は何ですか。
述語動詞livedが過去形だからです。まとめと次の一歩
時間語は、場面と述語動詞の形を照合する手がかりです。時間語だけで決めず、主語・述語動詞・場面の三つが同じ時間を示すか確認します。
次は、日本語の語順や語尾をそのまま移さず、伝えたい場面から英語の述語動詞へ時間を置きます。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。