LESSON 01

英語は動詞で時間を表す

時間を表す語を手がかりとして使おう

now、every day、yesterday、next weekなどを時制判断の手がかりにし、動詞の形と照合する

時間を表す語を手がかりとして使おう

このレッスンの役割と目標

前のレッスンでは、be動詞型と一般動詞型で時間を持つ場所を見分けました。今回は、時間を表す語句を使って、場面と述語動詞の形が合っているか確かめます。

目標は、時間語を現在・過去・未来の候補へ分類し、動詞の形と照合できることです。時間語だけで機械的に答えを決めないことも大切です。

時間語は「答え」ではなく、話し手がどの時間を見ているかを示す手がかりです。

よく使う時間語を整理する

時間の見方 時間語の例 主に示す場面
現在の習慣・状態 every day、usually、on Sundays 繰り返すこと、現在の状態
今この途中 now、right now、at the moment 今進行中のこと
過去 yesterday、last week、two days ago 今より前の出来事
未来 tomorrow、next month、soon 今より後の見込み・予定

nowとevery dayは、どちらも広く「現在」に関係しますが、同じ形を選ぶとは限りません。現在形と現在進行形の違いは後のセクションで詳しく扱います。

具体例:時間語と動詞を照合する

問題:空所に適切な語を選びます。

Yuna ( visit / visited / will visit ) her grandmother last Sunday.

  1. last Sundayは今より前です。
  2. 主語Yunaに対する述語動詞を過去へ置きます。
  3. visitedを選びます。

答えはYuna visited her grandmother last Sunday.です。

時間語とvisitedの両方が過去を示しているため、文の時間がそろいます。

手がかりを照合する図

時間語・場面・述語動詞を照合する三角形 last Sundayという時間語、今より前という場面、visitedという過去形が同じ過去を示すことを三つの箱と線で示す。 一つの手がかりだけでなく、三つを一致させる 時間語last Sunday 場面話している今より前 述語動詞visited 過去で一致 時間語がなくても、場面と動詞から時制は読める

時間語だけでは決められない例

I am busy now.

nowがあるため、今の状態だと分かります。busyという状態をbe動詞amで現在として表します。

I am studying now.

同じnowでも、こちらはstudyingの途中です。be動詞amとstudyingがまとまりになっています。

nowを見ただけで必ず一つの形に決めるのではなく、状態か進行中の動作かを場面から確かめます。

時間語がなくても時制はある

My father worked at a hospital.

yesterdayなどがなくても、workedの形が過去を示します。前後の会話によって具体的な時期を知ることはありますが、「時間語がないから現在」という判断はできません。

よくある間違い

一つ目は、lastを見つけたら文中のどの動詞でも過去にすることです。主語に対する述語動詞を見つけ、その形を合わせます。

二つ目は、nowなら必ず現在進行形と覚えることです。be busyのような現在の状態もあります。時間語と場面をセットで読みます。

三つ目は、時間語がなければ時制もないと思うことです。英語の述語動詞は、時間語がなくても形によって時間を示します。

自分で確かめよう

確認1:We ( play / played ) tennis yesterday. はどちらですか。playedです。yesterdayという過去の場面と、述語動詞の過去形を一致させます。
確認2:nowがあれば必ず現在進行形ですか。いいえ。今の状態を表すI am busy now.のような文もあります。場面と述語の意味を確認します。
確認3:時間語のないShe lived in Canada.を過去と判断できる理由は何ですか。述語動詞livedが過去形だからです。

まとめと次の一歩

時間語は、場面と述語動詞の形を照合する手がかりです。時間語だけで決めず、主語・述語動詞・場面の三つが同じ時間を示すか確認します。

次は、日本語の語順や語尾をそのまま移さず、伝えたい場面から英語の述語動詞へ時間を置きます。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。