まだ起きていない未来をwillで見通そう
このレッスンの役割と目標
前のセクションでは、過去の途中を表しました。ここからは時間を未来へ動かし、まだ起きていないことをwillで表します。
このレッスンでは、willの形を急いで暗記する前に、どんな場面で使うかの見取り図を作ります。目標は、未来の予測、その場の決定、申し出・約束という三つの中心場面を見分けることです。事前に決めた予定を表すbe going toとの比較は後のセクションで扱います。
willが使われる三つの場面
| 場面 | 話し手の気持ち | 例 |
|---|---|---|
| 未来の予測 | こうなると思う | It will rain tomorrow. |
| その場の決定 | 今、そうすると決める | I will open the window. |
| 申し出・約束 | 私がします、必ずします | I will help you. |
予測のwill
空を見たり、自分の考えを述べたりして、未来を予測します。
I think our team will win.
「私たちのチームが勝つと思います」という予測です。必ず起きる事実だと断定するというより、話し手の見通しを表します。
その場の決定のwill
会話の中で状況を知り、その瞬間に行動を決めることがあります。
A: The room is hot.
B: I will open the window.
Bは「では、窓を開けます」と今決めています。
申し出・約束のwill
相手の困りごとへ反応して、自分が行動すると申し出ます。
A: This bag is heavy.
B: I will carry it for you.
また、I will call you tonight.のように未来の行動を約束できます。
例題:会話の意図を選ぶ
A: I can't solve this problem.
B: I will help you.
Bは未来を予測しているのではありません。今、手伝うと申し出ています。
会話問題では、willを単に「〜でしょう」と訳すだけでなく、直前の発言へどう反応したかを読みます。
よくある間違い
willは未来なら何にでも使える一つの記号だと思うと、話し手の意図を読み落とします。予測、決定、申し出・約束のどれかを考えます。
willを「意志」という意味の一般動詞のように扱う誤りもあります。中学文法では、後ろの動詞を助けて未来を表す助動詞として捉えます。
自分で確かめよう
確認1:I think it will be sunny tomorrow.は三つのどの場面ですか。
未来の予測です。確認2:A: The phone is ringing. B: I will answer it.で、Bは何を表していますか。
その場で「私が電話に出る」と決めたことを表しています。確認3:I will never forget this promise.は、予測より何に近いですか。
約束・強い意志に近い使い方です。まとめと次の一歩
willは、未来の予測、その場の決定、申し出・約束を表します。訳語だけでなく、会話の状況と話し手の意図を読みます。
次は、どの場面でも共通するwill+動詞の基本形を、主語の違いに関係なく作ります。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。