LESSON 01

willで未来を表そう

まだ起きていない未来をwillで見通そう

willが未来の予測、その場の決定、申し出などを表す見取り図

まだ起きていない未来をwillで見通そう

このレッスンの役割と目標

前のセクションでは、過去の途中を表しました。ここからは時間を未来へ動かし、まだ起きていないことをwillで表します。

このレッスンでは、willの形を急いで暗記する前に、どんな場面で使うかの見取り図を作ります。目標は、未来の予測、その場の決定、申し出・約束という三つの中心場面を見分けることです。事前に決めた予定を表すbe going toとの比較は後のセクションで扱います。

willが使われる三つの場面

場面 話し手の気持ち
未来の予測 こうなると思う It will rain tomorrow.
その場の決定 今、そうすると決める I will open the window.
申し出・約束 私がします、必ずします I will help you.
willを使う三つの未来場面 中央のwillから、天気を予測する場面、その場で窓を開けると決める場面、荷物を運ぶと申し出る場面へ三方向に分かれる。 will 未来の予測It will rain.雨が降ると思うその場の決定I will open it.今、開けると決める申し出・約束I will help you.私が手伝う 日本語訳だけでなく、話し手が今どう考えているかを見る どの場面でもwillの後ろは動詞の基本形

予測のwill

空を見たり、自分の考えを述べたりして、未来を予測します。

I think our team will win.

「私たちのチームが勝つと思います」という予測です。必ず起きる事実だと断定するというより、話し手の見通しを表します。

その場の決定のwill

会話の中で状況を知り、その瞬間に行動を決めることがあります。

A: The room is hot.

B: I will open the window.

Bは「では、窓を開けます」と今決めています。

申し出・約束のwill

相手の困りごとへ反応して、自分が行動すると申し出ます。

A: This bag is heavy.

B: I will carry it for you.

また、I will call you tonight.のように未来の行動を約束できます。

例題:会話の意図を選ぶ

A: I can't solve this problem.

B: I will help you.

Bは未来を予測しているのではありません。今、手伝うと申し出ています。

会話問題では、willを単に「〜でしょう」と訳すだけでなく、直前の発言へどう反応したかを読みます。

よくある間違い

willは未来なら何にでも使える一つの記号だと思うと、話し手の意図を読み落とします。予測、決定、申し出・約束のどれかを考えます。

willを「意志」という意味の一般動詞のように扱う誤りもあります。中学文法では、後ろの動詞を助けて未来を表す助動詞として捉えます。

自分で確かめよう

確認1:I think it will be sunny tomorrow.は三つのどの場面ですか。未来の予測です。
確認2:A: The phone is ringing. B: I will answer it.で、Bは何を表していますか。その場で「私が電話に出る」と決めたことを表しています。
確認3:I will never forget this promise.は、予測より何に近いですか。約束・強い意志に近い使い方です。

まとめと次の一歩

willは、未来の予測、その場の決定、申し出・約束を表します。訳語だけでなく、会話の状況と話し手の意図を読みます。

次は、どの場面でも共通するwill+動詞の基本形を、主語の違いに関係なく作ります。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。