英語では動詞が文の時間の中心になる
このレッスンの役割と目標
「英語は動詞で時間を表す」セクションの入口です。前のコースで学んだ主語と動詞の骨格を使い、ここでは「文の時間は述語動詞の形を中心に読む」という見方を身につけます。
目標は、文を見て述語動詞へ印を付け、その形が現在・過去・未来のどの見方を示すか説明できることです。細かな活用は後のレッスンで扱います。
今回は暗記より理解が中心です。英文と時間軸を往復し、「動詞のどこが変わったか」を声に出して比べましょう。
今日の問い
次の三文は、どれも「健はサッカーをする」という内容に関係します。違いはどこに表れているでしょうか。
Ken plays soccer.
Ken played soccer.
Ken will play soccer.
soccerは同じで、主語のKenも同じです。変化している中心は、plays、played、will playという述語動詞の部分です。
動詞は出来事と時間をまとめて伝える
動詞は、「何をする・どんな状態か」を伝えます。それだけでなく、話し手がその出来事をいつのものとして見ているかも示します。
| 文 | 述語動詞 | 基本的な時間の見方 |
|---|---|---|
| Ken plays soccer. | plays | 現在を基準にした習慣 |
| Ken played soccer. | played | 発話時より前の出来事 |
| Ken will play soccer. | will play | 発話時より後の見込み |
英語では、yesterdayやtomorrowがなくても、述語動詞の形から時間の手がかりを得られます。
時間の中心を図でつかもう
図では中央の「今」が基準です。playedは左、will playは右へ出来事を置きます。playsは「今この瞬間」だけでなく、現在を基準に繰り返す習慣を表せます。
具体例:時間語がなくても読める
Aya lived in Osaka.
最初に主語Ayaと述語動詞livedを見つけます。livedはliveの過去形なので、「綾は大阪に住んでいた」と、今より前の状態として読めます。
ここでin Osakaは場所を示しますが、過去を決める中心ではありません。時間はlivedの形に入っています。
次に比べます。
Aya lives in Osaka.
livesへ変わると、現在の状態として「綾は大阪に住んでいます」と読めます。同じ場所でも、動詞の形が変われば時間の見方が変わります。
よくある間違い
一つ目は、時間はyesterdayやtomorrowだけが示すと思うことです。時間語は助けになりますが、英文の中心は述語動詞です。時間語がなくてもlivedから過去を読めます。
二つ目は、文にあるすべての動詞らしい語が同じように時間を示すと思うことです。まず主語に対する述語動詞を見つけます。次のレッスンで、その見分け方を詳しく練習します。
自分で確かめよう
確認1:Mika visited Kyoto. の時間の中心はどこですか。
述語動詞visitedです。visitの過去形なので、訪れた出来事を今より前に置きます。確認2:Ken will play soccer. で未来を示す部分はどこですか。
will playという述語動詞のまとまりです。willだけでなく、後ろのplayと一緒に出来事を表します。確認3:Aya lived in Osaka. のin Osakaが過去を決める、という説明は正しいですか。
正しくありません。in Osakaは場所を示し、過去の見方は述語動詞livedの形が中心になって示します。まとめと次の一歩
英語の述語動詞は、出来事・状態と、その時間の見方をまとめて伝えます。時間語だけに頼らず、まず主語に対する述語動詞の形を見ます。
次は、長めの文でも主語と述語動詞を見つけ、時間判断の中心へ正しく印を付けます。
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