時間が移るときは時制も理由をもって変えよう
このレッスンの役割と目標
前のレッスンでは、未来を基準にしながら予定と予測を使い分けました。今回は、文章の中で時間そのものが過去・現在・未来へ移る場合を扱います。
目標は、時制が変わる理由となる時間表現や内容を示し、必要な時制変更と理由のない揺れを区別することです。完了形を使う複雑な前後関係は扱いません。
時間が移れば、時制も移ってよい
例題1:過去から現在へ移る
I was in Osaka last week, but I am in Tokyo now.
last weekの部分は過去なのでwas、nowの部分は現在なのでamです。時制が違っても、時間移動が明示されているため正しい文章です。
例題2:現在から未来へ移る
I am busy today, but I will help you tomorrow.
todayの現在の状態にはam、tomorrowの未来の行動にはwill helpを使います。butは内容の対比を、時間表現は時制変更の理由を示します。
具体例:三つの時間を一段落に置く
We practiced after school yesterday. We are tired now, but we will play an important game tomorrow.
yesterdayはpracticed、nowはare、tomorrowはwill playです。時間表現と動詞を同じ色の線で結ぶと、時制変更の理由が見えます。
理由のない揺れとの違い
Yesterday, we practiced soccer and play a short game.
playだけ現在形ですが、時間が現在へ移った合図はありません。playedへ直します。
Yesterday, we practiced soccer. We play soccer every day.
二文目のevery dayは現在の習慣へ話題を移す合図です。practicedとplayが違ってよい理由があります。
よくある間違い
「文章の時制は一つ」と覚えすぎると、nowがある文まで過去形にしてしまいます。反対に、話題が少し変わっただけで時制を変えると、時間線が理由なく揺れます。
動詞が変わった場所ごとに「時間を示す語または内容は何か」と自分へ問い、答えられなければ基準時へ戻します。
自分で確かめよう
確認1:I was tired yesterday, but I (am / was) fine now.ではどちらですか。
amです。nowによって過去から現在へ時間が移っています。確認2:We visited Kyoto last year and see many temples.のseeを直してください。
sawです。時間が変わる合図がなく、last yearの過去を保ちます。確認3:I played tennis yesterday. I play it every Sunday.で時制が違ってよい理由は何ですか。
yesterdayは一回の過去、every Sundayは現在も続く習慣を示し、時間の見方が変わっているからです。まとめと次の一歩
文章の中で時間が移るなら、時制も理由をもって変わります。時間表現と動詞を対応させ、時制が変わる場所ごとに「いつが変わったか」を説明します。
次は、過去の文章の中でも現在形のままになる普遍的な事実と、引用符の中の発言を見分けます。
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