LESSON 01

文章の中で時制をそろえよう

過去の背景と起きた出来事を役割で分けよう

過去の途中の背景を過去進行形、途中で起きた出来事を過去形で表す

過去の背景と起きた出来事を役割で分けよう

このレッスンの役割と目標

前のレッスンでは、終わった出来事を過去形で時間順につなぎました。今回は、同じ過去の中にある「続いていた背景」と「その途中に起きた出来事」を分けます。

目標は、過去のある時点で進行中だった動作をwas / were+動詞-ing、その途中に起きた出来事を過去形で表し、二つの形が違う理由を説明できることです。whileを使う複雑な文型は扱いません。

背景は長い帯、出来事は一点

過去進行形の背景と過去形の出来事を時間線で分ける図 過去の時間線上にwas studyingという長い帯があり、その途中の一点にmy friend calledという出来事が置かれる。帯は過去進行形、一点は過去形で表す。 同じ過去でも役割が違う 背景:I was studying.その時、続いていた動作 出来事:My friend called.途中で起きた一点 I was studying when my friend called me.形を同じにせず、時間の見え方を分ける
役割 問い
過去の途中の背景 was / were+動詞-ing その時、何をしている途中だったか
途中に起きた出来事 動詞の過去形 その途中に、何が起きたか

例題1:勉強中に電話が来た

I was studying when my friend called me.

勉強はしばらく続いていた背景なのでwas studyingです。電話はその途中に起きた一点の出来事なのでcalledです。

両方が過去だからといって、I studied when my friend was calling me.にすると、見せたい背景と出来事が逆になります。

例題2:歩いている途中で雨が降り始めた

We were walking home when it started to rain.

主語Weなのでwere walkingです。雨が降り始めたことは途中に起きた出来事なのでstartedを使います。

具体例:絵のように文章を読む

At seven, Emi was cooking dinner. Her brother came home and opened the door.

7時の場面を絵にすると、Emiの料理は背景として続いています。その場面へ弟が帰宅し、ドアを開ける二つの出来事が入ります。was cooking、came、openedの形が違うのは、時間ではなく役割が違うためです。

選ぶ手順

  1. 過去の基準を確認する
  2. 「その時している途中だったこと」を長い線で描く
  3. 「途中で起きたこと」を点で打つ
  4. 長い線をwas / were+ing、点を過去形にする

この図を頭の中に作れると、whenの前後だけを暗記せずに選べます。whenの位置が変わっても、背景と出来事の役割は変わりません。

よくある間違い

同じ過去だから両方を過去形にすると、背景として続いていた感じが消えます。反対に、突然鳴った電話をwas ringingのように進行形へすると、この問題で示したい一点の出来事になりません。

また、We was walkingのようにbe動詞を主語へ合わせ忘れることがあります。背景を選んだあと、I / he / sheならwas、you / we / theyならwereを確認します。

自分で確かめよう

確認1:I (do) my homework when the lights went out.のdoを適切な形にしてください。was doingです。停電が起きたとき、宿題をしている途中だったという背景を表します。
確認2:They were playing soccer when it (start) to rain.のstartを適切な形にしてください。startedです。サッカーという背景の途中で、雨が降り始める出来事が起きました。
確認3:過去進行形と過去形が一つの文にあるのは、時制がそろっていないからですか。いいえ。どちらも過去で、過去進行形は続く背景、過去形は途中に起きた出来事という役割を分けています。

まとめと次の一歩

過去の途中の背景はwas / were+動詞-ing、その途中に起きた出来事は過去形で表します。同じ過去でも、長い帯と一点という役割の違いが形に現れます。

次は、未来を基準にしながら、事前予定のbe going toと考え・その場の決定のwillを一つの文章でつなぎます。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。