LESSON 01

英語は動詞で時間を表す

主語と述語動詞を見つけて時間の中心を取ろう

文の主語と述語動詞を見つけ、修飾語や名詞中の語と区別して時間判断の中心に印を付ける

主語と述語動詞を見つけて時間の中心を取ろう

このレッスンの役割と目標

前のレッスンでは、述語動詞が文の時間の中心になると学びました。今回は、文の中から主語と述語動詞を一組として見つけます。

目標は、場所・時・名詞を説明する語に惑わされず、「だれ・何が」に当たる主語と、「どうする・どんな状態」に当たる述語動詞へ印を付けられることです。

この技能ができると、次の時間軸で、どの出来事を現在・過去・未来へ置くべきか迷いにくくなります。

見つける順番

  1. 文が「だれ・何」について述べているかを探す。
  2. その主語が「すること・状態」を示す語を探す。
  3. 残りを、場所・時・目的語・説明として分ける。
  4. 主語と述語動詞を結び、動詞の形を確認する。

be動詞も述語動詞になります。am、is、are、was、wereを見落とさないでください。

具体例:長い主語に惑わされない

The students in the music club practiced after school.

最初に文末まで読みます。「音楽部の生徒たちが、放課後に練習した」という文です。

  • 主語:The students in the music club
  • 主語の中心:students
  • 述語動詞:practiced
  • 時を表す部分:after school

in the music clubの中にあるmusicは名詞ですが、述語動詞ではありません。after schoolも時の手がかりですが、過去の形を持つ中心はpracticedです。

文の骨格を見える化する

長い英文から主語と述語動詞を取り出す図 The students in the music clubを主語、practicedを述語動詞、after schoolを時の説明として分け、studentsとpracticedを文の骨格として結ぶ。 説明をいったん外すと、時間の中心が見える The students in the music club 主語:だれが practiced 述語動詞:どうした after school 時の説明:いつ students主語の中心 practiced時間を持つ述語動詞 students practiced が骨格。残りは骨格を詳しくする

be動詞を見落とさない

My brother was busy yesterday.

主語はMy brother、述語動詞はwasです。busyは兄の状態を説明する語ですが、過去を示す形を持つのはwasです。

「動作がないから動詞もない」と考えてはいけません。be動詞は、人や物の状態・場所・正体を主語と結びます。

動詞のように見える語が二つあるとき

Emi likes reading books.

この段階では、主語Emiに直接つながり、形がlikesへ変化している語を述語動詞として取ります。readingは「本を読むこと」という内容を表し、likesの目的語側に入っています。

時間の中心はlikesです。詳しい動名詞の仕組みは後のコースで扱います。

よくある間違い

一つ目は、主語に一番近い名詞だけを主語とすることです。The students in the music club全体が主語で、中心語がstudentsです。

二つ目は、動作を表す単語だけを述語動詞だと思い、wasを見落とすことです。am、is、are、was、wereにも時間の形があります。

三つ目は、文中で最後に見つけた動詞らしい語を選ぶことです。主語と直接結び、文を成立させる述語動詞かを確認します。

自分で確かめよう

確認1:The dog near the gate barked loudly. の主語と述語動詞は何ですか。主語はThe dog near the gate、中心語はdog、述語動詞はbarkedです。
確認2:My sister was tired. で時間を示す述語動詞は何ですか。wasです。tiredは状態の内容を説明しますが、過去形を持つのはwasです。
確認3:Emi likes reading books. の時間の中心をreadingにしてよいですか。よくありません。主語Emiに直接つながり、現在の形を持つ述語動詞はlikesです。

まとめと次の一歩

主語のまとまりを取り、その主語へ直接つながる述語動詞を見つけます。be動詞も含め、述語動詞の形を時間判断の中心にします。

次は、見つけた出来事や状態を、話している今を基準に現在・過去・未来の時間軸へ置きます。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。