LESSON 01

過去形の否定文と疑問文

過去の否定・疑問の誤りを説明して直そう

didn't went、Did she playedなどを理由付きで訂正する

過去の否定・疑問の誤りを説明して直そう

このレッスンの役割と目標

ここまで、did notの否定文、Didの疑問文、短い答え、疑問詞疑問文を一つずつ学びました。今回は、それらを混ぜたときに起こりやすい誤りを見分けます。

目標は、正しい文へ直すだけでなく、「過去の担当」「基本形」「語順」「主語」のどこで最初に誤ったかを説明できることです。原因が分かれば、戻るレッスンも決められます。

四つの確認場所

過去の否定文と疑問文を四つの観点で点検する図 文を、過去の担当がdidか、後ろが基本形か、疑問文の語順か、答えの主語が適切かという四つのチェック地点に順に通す。 最初に間違えた場所を見つける 1. 過去の担当did / didn'tがあるか2. 動詞の形didの後ろは基本形か3. 質問の語順Did+主語になっているか4. 答えの主語you→I、名前→代名詞か どこで分かれたか説明してから直す 原因が違えば、戻る練習も違う 文全体を勘で書き直さず、一か所ずつ点検する

例題1:過去が二重になっている

She didn't went to school yesterday.

didn'tが過去を担当しているのに、wentも過去形です。最初の問題は動詞の形です。

She didn't go to school yesterday.

wentを基本形goへ戻します。不規則動詞の基本形へ戻れない場合は、前の「双方向に思い出す」練習へ戻ります。

例題2:質問の語順が違う

You did visit Kyoto?

Didを文頭へ置いていないため、Yes-No疑問文の語順になっていません。

Did you visit Kyoto?

語順で止まった場合は、「Didを文頭に置く」レッスンへ戻ります。

例題3:疑問詞の後ろが違う

Where she did buy the bag?

疑問詞Whereの後ろはdid+主語sheです。

Where did she buy the bag?

buyはすでに基本形なので、その部分は直しません。正しい部分まで変えないことも大切です。

誤りと戻り先を対応させる

誤文 最初の原因 戻る内容
He not played soccer. did notがない 過去の否定文
Did she saw it? didの後ろが過去形 基本形へ戻す
What you did eat? 語順が違う 疑問詞+did
Did you go? — Yes, you did. 答えの主語が違う 短い答え

be動詞の文とは混ぜない

She was busy yesterday.

この文はbe動詞wasを使っています。一般動詞のdidを足してDid she was busy?とはしません。正しくはWas she busy?です。

今回は一般動詞の否定・疑問が中心です。文の動詞がbe動詞か一般動詞かを最初に見分けます。

よくある間違い

誤文を見て、何となく自然な文へ直すだけでは、同じ誤りを防げません。「didがあるのに過去形が残った」のように原因を一文で言います。

一度に複数箇所を変えると、どこを理解していなかったか分からなくなります。最初に誤った場所を決め、必要な部分だけ直します。

自分で確かめよう

確認1:He did not studied English.を直し、最初の原因を答えてください。He did not study English.です。didが過去を担当しているのにstudiedを残したことが原因です。
確認2:Why Taro did leave early?を直してください。Why did Taro leave early?です。疑問詞の後ろをdid+主語の順にします。
確認3:Did Emi buy the book? — Yes, Emi did.は文法的に通じますが、標準的な短い答えではどうしますか。Yes, she did.です。質問のEmiを代名詞sheへ置き換えます。

まとめと次の一歩

誤文は、過去の担当、動詞の基本形、質問の語順、答えの主語の順に点検します。最初に誤った場所と理由を言えば、必要な復習へ戻れます。

次は、これらの形を実際の週末の会話で使い、相手が知りたい情報を読み取ります。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。