過去の否定・疑問の誤りを説明して直そう
このレッスンの役割と目標
ここまで、did notの否定文、Didの疑問文、短い答え、疑問詞疑問文を一つずつ学びました。今回は、それらを混ぜたときに起こりやすい誤りを見分けます。
目標は、正しい文へ直すだけでなく、「過去の担当」「基本形」「語順」「主語」のどこで最初に誤ったかを説明できることです。原因が分かれば、戻るレッスンも決められます。
四つの確認場所
例題1:過去が二重になっている
She didn't went to school yesterday.
didn'tが過去を担当しているのに、wentも過去形です。最初の問題は動詞の形です。
She didn't go to school yesterday.
wentを基本形goへ戻します。不規則動詞の基本形へ戻れない場合は、前の「双方向に思い出す」練習へ戻ります。
例題2:質問の語順が違う
You did visit Kyoto?
Didを文頭へ置いていないため、Yes-No疑問文の語順になっていません。
Did you visit Kyoto?
語順で止まった場合は、「Didを文頭に置く」レッスンへ戻ります。
例題3:疑問詞の後ろが違う
Where she did buy the bag?
疑問詞Whereの後ろはdid+主語sheです。
Where did she buy the bag?
buyはすでに基本形なので、その部分は直しません。正しい部分まで変えないことも大切です。
誤りと戻り先を対応させる
| 誤文 | 最初の原因 | 戻る内容 |
|---|---|---|
| He not played soccer. | did notがない | 過去の否定文 |
| Did she saw it? | didの後ろが過去形 | 基本形へ戻す |
| What you did eat? | 語順が違う | 疑問詞+did |
| Did you go? — Yes, you did. | 答えの主語が違う | 短い答え |
be動詞の文とは混ぜない
She was busy yesterday.
この文はbe動詞wasを使っています。一般動詞のdidを足してDid she was busy?とはしません。正しくはWas she busy?です。
今回は一般動詞の否定・疑問が中心です。文の動詞がbe動詞か一般動詞かを最初に見分けます。
よくある間違い
誤文を見て、何となく自然な文へ直すだけでは、同じ誤りを防げません。「didがあるのに過去形が残った」のように原因を一文で言います。
一度に複数箇所を変えると、どこを理解していなかったか分からなくなります。最初に誤った場所を決め、必要な部分だけ直します。
自分で確かめよう
確認1:He did not studied English.を直し、最初の原因を答えてください。
He did not study English.です。didが過去を担当しているのにstudiedを残したことが原因です。確認2:Why Taro did leave early?を直してください。
Why did Taro leave early?です。疑問詞の後ろをdid+主語の順にします。確認3:Did Emi buy the book? — Yes, Emi did.は文法的に通じますが、標準的な短い答えではどうしますか。
Yes, she did.です。質問のEmiを代名詞sheへ置き換えます。まとめと次の一歩
誤文は、過去の担当、動詞の基本形、質問の語順、答えの主語の順に点検します。最初に誤った場所と理由を言えば、必要な復習へ戻れます。
次は、これらの形を実際の週末の会話で使い、相手が知りたい情報を読み取ります。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。