LESSON 01

不規則動詞の過去形

基本形と過去形を双方向に思い出そう

基本形→過去形、過去形→基本形、意味→英文の三方向で頻出語を想起する

基本形と過去形を双方向に思い出そう

このレッスンの役割と目標

ここまで、形が変わらない型、母音が変わる型、特によく使う不規則動詞を学びました。しかし、一覧を見れば分かるだけでは、英作文や長文で間に合いません。

このレッスンでは、基本形→過去形、過去形→基本形、日本語の意味→英文という三つの方向から自力で取り出します。目標は、「見れば分かる」を「見なくても使える」へ変えることです。

認識と想起は違う

選択肢の中のwentを見て「知っている」と感じるのは認識です。「goの過去形は?」と聞かれ、何も見ずにwentと答えるのが想起です。入試の空所補充や英作文では想起が必要です。

不規則動詞を三方向から思い出す練習 中央の動詞の記憶へ、基本形、過去形、日本語の意味と場面の三方向から矢印が往復している。 使える記憶 go ↔ went ↔ 行った 基本形go / see / buy過去形went / saw / bought意味と場面昨日、本を買った

三方向ドリルのやり方

一組の動詞につき、次の順で声に出すか紙に書きます。

  1. goを見てwentと答える。
  2. wentを見てgoと「行った」と答える。
  3. 「昨日、公園へ行った」を見てI went to the park yesterday.を作る。

答えを見た直後に写すだけではなく、いったん隠してから答えます。間違えた語だけを短い間隔でやり直します。

例題:過去形から基本形へ戻す

次の過去形を基本形へ戻します。

came / took / wrote / made / bought

答えはcome / take / write / make / buyです。

つづりが似ていないwent → goのような組ほど、逆向き練習が大切です。

一分間の混合練習

合図 答えるもの 答えの例
see 過去形 saw
wrote 基本形と意味 write、書いた
「彼は昼食を食べた」 英文 He had lunch.
take 過去形と短文 took、We took a bus.

同じ方向を10問続けるより、方向を混ぜると、本当に取り出せるかが分かります。

翌日にも確かめる

練習直後に正解できても、翌日に出てこなければ定着していません。今日、翌日、数日後のように間を空けて再び答えます。全部をやり直すのではなく、出なかった語を中心にします。

よくある間違い

一覧を何度も読むだけで覚えたと思うことがあります。読む練習では答えが目に入るため、自力で取り出す力を測れません。必ず答えを隠します。

基本形→過去形だけ練習すると、長文でboughtを見たときbuyへ戻れないことがあります。逆方向と意味からの方向も混ぜます。

自分で確かめよう

確認1:went、sang、gotの基本形を答えてください。go、sing、getです。
確認2:「彼女は昨日手紙を書いた」をwriteを使って英文にしてください。She wrote a letter yesterday.です。
確認3:答えを見ながら10回書く練習だけでは足りないのはなぜですか。答えを自力で取り出す想起を練習できず、「見れば分かる」状態にとどまりやすいからです。

まとめと次の一歩

不規則動詞は、基本形・過去形・意味と場面の三方向から取り出します。答えを隠す、方向を混ぜる、翌日も確かめることで、使える記憶になります。

次は、主語がI、he、theyのどれでも過去形が同じであることを、文の中で確認します。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。