不規則動詞の過去形の入試診断に挑戦しよう
このレッスンの役割と目標
このセクションでは、不規則動詞の見分け方、覚え方、変化のまとまり、頻出形、双方向想起、主語のある文、短い物語まで学びました。
最後は、答えを出すだけでなく、間違えた理由から戻るレッスンを決めます。目標は、自分の弱点が「形の記憶」「基本形への復元」「文の時間判断」「読解での運用」のどこにあるか説明できることです。
診断の見取り図
例題1:語形を選ぶ
次の空所に入る最も適切な語を選びます。
Emi ( buy / bought / buyed ) a new bag last Saturday.
last Saturdayが過去を示し、buyの不規則過去形はboughtです。
Emi bought a new bag last Saturday.
buyedを選んだ場合は、「すべての動詞へ-edを付ける」という誤解を直し、頻出形の組へ戻ります。
例題2:誤りを説明して直す
He wents to Kyoto yesterday.
正しくは次の文です。
He went to Kyoto yesterday.
理由は、wentだけで過去を表し、過去形へ三単現の-sを付けないからです。単に正答を書くより、どの仕組みを使ったか説明すると理解を確かめられます。
例題3:短文を読んで答える
Mika got up early, walked to the station, and took the first train. She saw the sunrise from the window.
規則形はwalked、不規則形はgot、took、sawです。動詞を順に追うと「起きた→歩いた→電車に乗った→日の出を見た」という流れになります。
四つの観点で自己採点する
| 観点 | できた状態 | 戻る場所 |
|---|---|---|
| 形の記憶 | go-wentなどを見ずに言える | 小さなまとまりと間隔反復 |
| 双方向想起 | sawからseeへ戻せる | 基本形と過去形の往復 |
| 文での運用 | 時間と主語に合う形を選べる | 主語に関係なく使う文 |
| 読解 | 規則・不規則形を追って順番が分かる | 過去の物語を読む練習 |
一つでも不安なら、その観点だけを短く復習してから再挑戦します。
よくある間違い
正解数だけを見て終わると、同じ種類の誤りを繰り返します。「なぜ間違えたか」を四つの観点へ分類します。
一度正解した語を完全に覚えたと思うのも危険です。翌日や数日後に答えを隠して再び取り出せるか確認します。
自分で確かめよう
確認1:We ( see / saw / seed ) a beautiful lake yesterday.の正解と理由を答えてください。
sawです。yesterdayが過去を示し、seeの不規則過去形がsawだからです。確認2:boughtを見てbuyへ戻せなかった場合、どの練習へ戻りますか。
基本形と過去形を双方向に思い出す練習へ戻ります。確認3:He mades dinner last night.を直し、誤りの種類を説明してください。
He made dinner last night.です。過去形madeへ三単現の-sを付けた誤りで、過去形は主語に関係なく同じです。まとめと次の一歩
不規則動詞の過去形は、形の記憶、基本形への復元、時間と主語に合う文、物語での読解という四段階で確かめます。誤りを分類すれば、必要なレッスンへ正確に戻れます。
次のセクションでは、didを使う過去形の否定文と疑問文を学びます。そこで過去形が基本形へ戻る理由を理解するためにも、今回の基本形と過去形の往復が土台になります。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。