時間の幅で現在形と現在進行形を見分けよう
このレッスンの役割と目標
前のセクションでは、現在進行形の形と使い方を完成させました。このセクションでは、すでに学んだ現在形と比べ、場面に合う方を自分で選びます。
最初の目標は、現在形を「広い時間」、現在進行形を「今を含む一時的な時間」として捉えることです。形を作る前に、話し手がどの時間の幅を見ているかを判断します。
同じ「現在」でも見ている幅が違う
次の二文を比べます。
I play tennis after school.
これは、放課後に繰り返す習慣です。一回だけでなく、何日にもわたる広い時間を見ています。
I am playing tennis now.
これは、話している今を含む動作の途中です。始まりと終わりのある、狭い時間を切り取っています。
二つの時間の見取り図
現在進行形は「一秒だけ」を表すとは限りません。今週だけ別の場所に住んでいる、今月ある本を読んでいる、といった一時的な期間にも使えます。大切なのは、いつも続く習慣として見るか、今を含む限定された期間として見るかです。
具体例:同じ動詞でも時制が変わる
Yuki walks to school every day.
毎日の習慣なので現在形です。主語Yukiが一人なのでwalksにします。
Yuki is walking to school now.
今まさに歩いている途中なので現在進行形です。is walkingを一組にします。
動詞walkだけでは時制は決まりません。どの時間の幅を伝える文なのかが先です。
例題:話し手の視点を選ぶ
「ケンはふだん大阪に住んでいます」は、変わりにくい状態としてKen lives in Osaka.とします。
「ケンは今月だけ大阪に滞在しています」という一時的な状況なら、Ken is staying in Osaka this month.と表せます。
よくある間違い
現在形という名前から、「今していることは現在形」と考える間違いがあります。英語の現在形は、習慣や状態を表すのが中心です。今の動作の途中には現在進行形を使います。
反対に、現在進行形は「この瞬間だけ」と思う必要もありません。今を含む一時的な期間なら使えます。
自分で確かめよう
確認1:I read books every night.は、どの時間の幅を見ていますか。
毎晩繰り返す広い時間です。そのため現在形です。確認2:I am reading a book now.は何を表しますか。
今を含む、読書という動作の途中を表します。確認3:「彼は毎週日曜日にサッカーをする」と「彼は今サッカーをしている」を英語にしてください。
He plays soccer every Sunday. / He is playing soccer now.です。まとめと次の一歩
現在形は習慣や状態という広い時間、現在進行形は今を含む一時的な動作という狭い時間を表します。まず意味を決め、その後で文の形を作ります。
次は、every day、usually、nowなどの時間表現を、判断を助ける手がかりとして使います。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。