LESSON 01

現在形と現在進行形の違い

時間の幅で現在形と現在進行形を見分けよう

習慣・状態という広い時間と、今を含む一時的な動作という狭い時間を図で比較する

時間の幅で現在形と現在進行形を見分けよう

このレッスンの役割と目標

前のセクションでは、現在進行形の形と使い方を完成させました。このセクションでは、すでに学んだ現在形と比べ、場面に合う方を自分で選びます。

最初の目標は、現在形を「広い時間」、現在進行形を「今を含む一時的な時間」として捉えることです。形を作る前に、話し手がどの時間の幅を見ているかを判断します。

同じ「現在」でも見ている幅が違う

次の二文を比べます。

I play tennis after school.

これは、放課後に繰り返す習慣です。一回だけでなく、何日にもわたる広い時間を見ています。

I am playing tennis now.

これは、話している今を含む動作の途中です。始まりと終わりのある、狭い時間を切り取っています。

二つの時間の見取り図

現在形と現在進行形が表す時間の幅の比較 現在形は月曜、水曜、金曜など繰り返す習慣を広い時間で表し、現在進行形はNOWの前後にある一時的な動作の途中を表す。 どのくらいの時間を見ている? 現在形:繰り返す習慣・変わりにくい状態 次の月 現在進行形:今を含む一時的な動作 NOW 動作の途中

現在進行形は「一秒だけ」を表すとは限りません。今週だけ別の場所に住んでいる、今月ある本を読んでいる、といった一時的な期間にも使えます。大切なのは、いつも続く習慣として見るか、今を含む限定された期間として見るかです。

具体例:同じ動詞でも時制が変わる

Yuki walks to school every day.

毎日の習慣なので現在形です。主語Yukiが一人なのでwalksにします。

Yuki is walking to school now.

今まさに歩いている途中なので現在進行形です。is walkingを一組にします。

動詞walkだけでは時制は決まりません。どの時間の幅を伝える文なのかが先です。

例題:話し手の視点を選ぶ

「ケンはふだん大阪に住んでいます」は、変わりにくい状態としてKen lives in Osaka.とします。

「ケンは今月だけ大阪に滞在しています」という一時的な状況なら、Ken is staying in Osaka this month.と表せます。

よくある間違い

現在形という名前から、「今していることは現在形」と考える間違いがあります。英語の現在形は、習慣や状態を表すのが中心です。今の動作の途中には現在進行形を使います。

反対に、現在進行形は「この瞬間だけ」と思う必要もありません。今を含む一時的な期間なら使えます。

自分で確かめよう

確認1:I read books every night.は、どの時間の幅を見ていますか。毎晩繰り返す広い時間です。そのため現在形です。
確認2:I am reading a book now.は何を表しますか。今を含む、読書という動作の途中を表します。
確認3:「彼は毎週日曜日にサッカーをする」と「彼は今サッカーをしている」を英語にしてください。He plays soccer every Sunday. / He is playing soccer now.です。

まとめと次の一歩

現在形は習慣や状態という広い時間、現在進行形は今を含む一時的な動作という狭い時間を表します。まず意味を決め、その後で文の形を作ります。

次は、every day、usually、nowなどの時間表現を、判断を助ける手がかりとして使います。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。