LESSON 01

willで未来を表そう

その場の決定・申し出・約束にwillを使おう

会話中に決めた行動、I will help、I will callなどの申し出・約束を場面で選ぶ

その場の決定・申し出・約束にwillを使おう

このレッスンの役割と目標

前のレッスンでは、willを使って未来を予測しました。今回は「こうなると思う」ではなく、会話を聞いた今、自分がどうするか決める場面を扱います。

目標は、直前の状況に反応したその場の決定、相手への申し出、自分の約束をwillで表し、予測のwillと読み分けることです。事前に決めた予定との比較は次のbe going toのセクションで行います。

会話の前後で意図を読む

直前の状況 willの文 意図
The phone is ringing. I'll answer it. その場の決定
This box is heavy. I'll carry it for you. 申し出
Please call me tonight. I will call you. 約束

I'llはI willの短縮形です。会話ではよく使われます。

会話の状況からwillを使う決定・申し出・約束へ進む図 電話が鳴る、重い箱がある、電話してと頼まれるという三つの状況から、I'll answer it、I'll carry it、I will call youという反応へつながる。 状況を受けて、今どうするか決める The phone is ringing.電話が鳴っているThis box is heavy.箱が重いPlease call me.電話してほしい I'll answer it.今、出ると決めるI'll carry it.運ぶと申し出るI will call you.電話すると約束する willの意味は、直前の発言と話し手の反応で決まる 日本語の「〜する」だけで機械的に判断しない

その場の決定

A: We don't have any milk.

B: I will buy some.

Bは牛乳がないと今知り、「では私が買う」と決めました。すでに立てていた予定を説明しているのではありません。

申し出

A: I can't open this door.

B: I'll help you.

Bは相手の困りごとへ反応し、自分が手伝うと申し出ています。I'llは会話で自然な短縮形です。

約束

I will return the book tomorrow.

単なる予測ではなく、「明日、必ず返します」という話し手の約束として使えます。文脈や言い方によって意志の強さが伝わります。

例題:会話の空所を選ぶ

A: It's dark in this room.

B: (   ) the light.

Bが今、明かりをつけると決める場面です。

I'll turn on the light.

I think the light will turn on.では、明かりが自然につくという予測のようになり、申し出としてかみ合いません。

予測との見分け方

問い Yesなら
未来がどうなるかを考えているか 予測のwill
今聞いた状況へ反応して行動を決めたか その場の決定
相手のために自分が行動すると言っているか 申し出
未来の行動を守ると伝えているか 約束

よくある間違い

willが出たらすべて予測だと考える誤りがあります。I'll help you.は相手のための申し出として読むのが自然です。

反対に、事前に決めていた予定まで「今決めた」と扱うと、後で学ぶbe going toとの違いが見えません。今回は直前の会話が決定のきっかけかに注目します。

自分で確かめよう

確認1:A: Someone is at the door. B: I'll open it.は、予測・その場の決定・約束のどれですか。その場の決定です。来客を知った今、開けると決めています。
確認2:「その荷物を運びましょう」を申し出として英語にしてください。I'll carry the bag.またはI will carry it for you.などです。
確認3:I think Ken will win.とI'll help Ken.のwillの違いを答えてください。前者は未来の予測、後者は自分が手伝うという申し出・決定です。

まとめと次の一歩

willは、会話中に今決めた行動、相手への申し出、未来の約束にも使います。直前の状況と話し手の反応を読んで意図を判断します。

次は、tomorrow・next week・soonなどの未来の時間表現をwillの文と正しくそろえます。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。