いつも成り立つ事実を現在形で述べよう
このレッスンの役割と目標
前のレッスンでは、現在も続く知識・好み・所有の状態を一般動詞で表しました。今回は、自然・社会・定義など、現在を基準に広く成り立つ事実を現在形で述べます。
目標は、特定の一回の観察と一般的な事実を区別し、事実を支える条件も含めて現在形で説明できることです。
理科や社会の説明文、高校入試の長文でもよく使う読み方です。
一般的な事実とは
一般的な事実は、「今この瞬間に目の前で起きている」必要はありません。条件が同じなら繰り返し成り立つ、または現在の社会で広く認められている内容です。
Water freezes at 0°C.
The Earth moves around the sun.
A triangle has three sides.
いずれも現在形で、広く成り立つ関係を述べます。
具体例:一回の観察と一般的事実
The water froze last night.
これは昨夜の一回の出来事なので過去形frozeです。
Water freezes at 0°C.
こちらは、水が0°Cで凍るという一般的な関係なので現在形freezesです。
同じfreezeでも、場面が「一回の昨夜」か「広く成り立つ規則」かで時制が変わります。
一回と規則を図で比べる
条件を省きすぎない
Water boils at 100°C.は、通常の気圧などの条件を前提にした基本的な説明です。教科内容では条件が重要になる場合があります。
英語の時制としては、「広く成り立つ関係を説明しているため現在形」と判断します。事実だから条件が一切ない、という意味ではありません。
説明文での使われ方
Bees carry pollen from flower to flower. This process helps many plants produce seeds.
特定の一匹の蜂ではなく、蜂の働きと植物の関係を一般的に説明しています。carryとhelpsは現在形です。
説明文では、現在形が続くことで「これは一回の物語ではなく、仕組みの説明だ」と分かります。
よくある間違い
「いつも成り立つ」を、毎秒必ず目に見えて起きていることだと考えないでください。The Earth moves around the sun.は今見えなくても一般的な事実です。
また、事実なら時間語が必要ということもありません。文の内容と説明の目的が手がかりです。
自分で確かめよう
確認1:A square has four equal sides. が現在形なのはなぜですか。
正方形の定義として広く成り立つ事実を述べているからです。確認2:The snow melted yesterday. は一般的事実ですか。
いいえ。yesterdayに起きた一回の過去の出来事です。確認3:説明文で現在形が続くと、何を読み取れますか。
特定の一回の物語ではなく、仕組み・特徴・一般的な関係を説明している可能性が高いと読めます。まとめと次の一歩
一般的な事実は、現在を基準に条件のもとで広く成り立つ関係です。一回の出来事と区別し、説明文では現在形が仕組みを示す手がかりになると読みます。
次は、未来の日付があっても、時刻表や公式予定のように決まっていることを現在形で表す用法を学びます。
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