過去の一場面を途中で切り取ろう
このレッスンの役割と目標
前のセクションでは、過去に「した」「しなかった」「しましたか」を単純過去で表しました。ここからは、過去のある時点で「している途中だった」場面を表します。
このレッスンでは形を暗記する前に、過去進行形がどんな時間の見方をするのか理解します。目標は、完了した出来事と、ある時点で続いていた動作を場面から見分けることです。
写真を一枚撮るように考える
昨日の午後7時に、家族がそれぞれ何をしていたか想像してください。その時刻に写真を撮れば、動作の途中が写ります。
At seven yesterday, I was doing my homework.
これは「私は昨日7時に宿題をしている途中でした」という意味です。始めた時刻や終わった時刻より、7時という一点で動作が進行中だったことに注目しています。
単純過去との見方の違い
I did my homework yesterday.
これは「昨日、宿題をした」という完了した出来事を伝えます。
I was doing my homework at seven yesterday.
これは「昨日7時には宿題をしている途中だった」という場面を伝えます。
| 見方 | 注目すること | 例 |
|---|---|---|
| 単純過去 | 出来事が起きた・完了した | I did my homework. |
| 過去進行形 | 過去の一点で進行中だった | I was doing my homework at seven. |
例題:どちらの場面か選ぶ
「昨日、映画を見た」と「昨日の8時には映画を見ている途中だった」を比べます。
I watched a movie yesterday.
I was watching a movie at eight yesterday.
at eightという時点で途中だったことを見せたい二つ目が、過去進行形の場面です。
場面を表す時間の語
過去進行形では、動作を切り取る時点がよく示されます。
- at six yesterday「昨日6時に」
- at that time「その時」
- then「その時」
- when you called「あなたが電話したとき」
ただし、時間の語があるだけで必ず過去進行形になるわけではありません。動作の途中を見せたいかを考えます。
よくある間違い
過去に起きたことならすべて過去進行形にする誤りがあります。「昨日、公園へ行った」のような完了した出来事は単純過去が基本です。
反対に、at sevenの瞬間に続いていた動作を単純過去だけで表すと、「途中」という見方が弱くなります。時間線で一点と動作の帯が重なるか考えます。
自分で確かめよう
確認1:過去進行形は、過去の動作のどこに注目する形ですか。
過去のある時点で、動作が進行中だったことに注目する形です。確認2:「私は昨日7時に夕食を食べている途中でした」に合うのはI ate dinner at seven.とI was eating dinner at seven.のどちらですか。
I was eating dinner at seven.です。7時の時点で途中だった場面を表します。確認3:I visited Kyoto last year.が過去進行形でない理由を答えてください。
京都を訪れたという完了した出来事を伝え、特定の時点での途中を切り取っていないからです。まとめと次の一歩
過去進行形は、過去のある一点で進行中だった動作を、写真のように切り取って見せます。単に過去なら使うのではなく、「途中」という時間の見方を選びます。
次は、その場面を文にするため、主語に合わせてwasとwereを選びます。
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