LESSON 01

未来表現を場面で使い分けよう

未来表現は場面の何を見て選ぶのか

決めた時点、現在の根拠、話し手の意図という三判断軸の見取り図

未来表現は場面の何を見て選ぶのか

このレッスンの役割と目標

前の二つのセクションで、willとbe going toをそれぞれ学びました。ここからは、どちらも形として作れる状態を前提に、場面により適切な方を選びます。

このレッスンの目標は、決めた時点、今見える根拠、話し手の意図という三つの判断軸を使えることです。日本語訳やtomorrowという一語だけで選ばない見取り図を作ります。

三つの判断軸

判断軸 willが中心の場面 be going toが中心の場面
決めた時点 会話中に今決めた 前から予定・意図がある
予測の根拠 話し手の考え・一般的な予測 今見える具体的根拠がある
発言の目的 申し出・約束・その場の反応 計画や準備を説明する
willとbe going toを選ぶ三つの判断軸 未来の場面を、決めた時点、現在見える根拠、発言の目的という三つの質問へ通し、その場の決定や申し出ならwill、事前予定や根拠予測ならbe going toへ進む。 未来の場面何を見る? いつ決めた?今 / 前から何が見える?考え / 具体的根拠なぜ言う?反応 / 計画説明 will今決める・申し出・考え be going to前からの予定・見える根拠 英語の形を作る前に、場面を一文で説明する

例題1:今決めた行動

A: We don't have any water.

B: I will buy some.

Bは水がないと今知り、買うと決めました。判断軸は「いつ決めたか」で、willが自然です。

例題2:前からの予定

I bought a train ticket yesterday. I am going to visit Kyoto tomorrow.

切符をすでに買ったという準備があります。話す前からの予定なのでbe going toです。

例題3:根拠の見える予測

Look at those clouds. It is going to rain.

黒い雲という現在の具体的根拠があります。be going toを選ぶ中心場面です。

例題4:考えとしての予測

I think people will live longer in the future.

話し手の考えとして未来を予測しています。目の前に一つの直接的な兆候がある場面ではなく、willが自然です。

選ぶ手順

  1. 発言の直前に何が起きたか読む。
  2. 予定を前から立てていた証拠があるか探す。
  3. 今見える具体的な根拠があるか探す。
  4. 話し手が申し出・約束として言っているか考える。
  5. その後でwillまたはbe going toを選ぶ。

よくある間違い

日本語でどちらも「〜するつもり」と訳せるため、訳語だけで選ぶ誤りがあります。決めた時点と発言の目的へ戻ります。

tomorrowがあればwill、next weekならbe going toのように時間語だけで決めることもできません。同じtomorrowでも場面により両方が使われます。

自分で確かめよう

確認1:未来表現を選ぶ三つの判断軸を答えてください。決めた時点、今見える根拠、話し手の発言の目的です。
確認2:A: This bag is heavy. B: I'll carry it.でwillを選ぶ中心理由は何ですか。相手の困りごとへ反応し、今運ぶと決めて申し出ているからです。
確認3:I have already made a reservation. I am going to stay at this hotel.でbe going toを選ぶ根拠は何ですか。予約をすでにしたという、前からの計画・準備があるからです。

まとめと次の一歩

willとbe going toは、日本語訳や未来の時間語だけで選びません。決めた時点、現在の根拠、発言の目的を読みます。

次は、決定の時点だけに焦点を当て、今決めたwillと前からのbe going toを詳しく分けます。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。