未来表現は場面の何を見て選ぶのか
このレッスンの役割と目標
前の二つのセクションで、willとbe going toをそれぞれ学びました。ここからは、どちらも形として作れる状態を前提に、場面により適切な方を選びます。
このレッスンの目標は、決めた時点、今見える根拠、話し手の意図という三つの判断軸を使えることです。日本語訳やtomorrowという一語だけで選ばない見取り図を作ります。
三つの判断軸
| 判断軸 | willが中心の場面 | be going toが中心の場面 |
|---|---|---|
| 決めた時点 | 会話中に今決めた | 前から予定・意図がある |
| 予測の根拠 | 話し手の考え・一般的な予測 | 今見える具体的根拠がある |
| 発言の目的 | 申し出・約束・その場の反応 | 計画や準備を説明する |
例題1:今決めた行動
A: We don't have any water.
B: I will buy some.
Bは水がないと今知り、買うと決めました。判断軸は「いつ決めたか」で、willが自然です。
例題2:前からの予定
I bought a train ticket yesterday. I am going to visit Kyoto tomorrow.
切符をすでに買ったという準備があります。話す前からの予定なのでbe going toです。
例題3:根拠の見える予測
Look at those clouds. It is going to rain.
黒い雲という現在の具体的根拠があります。be going toを選ぶ中心場面です。
例題4:考えとしての予測
I think people will live longer in the future.
話し手の考えとして未来を予測しています。目の前に一つの直接的な兆候がある場面ではなく、willが自然です。
選ぶ手順
- 発言の直前に何が起きたか読む。
- 予定を前から立てていた証拠があるか探す。
- 今見える具体的な根拠があるか探す。
- 話し手が申し出・約束として言っているか考える。
- その後でwillまたはbe going toを選ぶ。
よくある間違い
日本語でどちらも「〜するつもり」と訳せるため、訳語だけで選ぶ誤りがあります。決めた時点と発言の目的へ戻ります。
tomorrowがあればwill、next weekならbe going toのように時間語だけで決めることもできません。同じtomorrowでも場面により両方が使われます。
自分で確かめよう
確認1:未来表現を選ぶ三つの判断軸を答えてください。
決めた時点、今見える根拠、話し手の発言の目的です。確認2:A: This bag is heavy. B: I'll carry it.でwillを選ぶ中心理由は何ですか。
相手の困りごとへ反応し、今運ぶと決めて申し出ているからです。確認3:I have already made a reservation. I am going to stay at this hotel.でbe going toを選ぶ根拠は何ですか。
予約をすでにしたという、前からの計画・準備があるからです。まとめと次の一歩
willとbe going toは、日本語訳や未来の時間語だけで選びません。決めた時点、現在の根拠、発言の目的を読みます。
次は、決定の時点だけに焦点を当て、今決めたwillと前からのbe going toを詳しく分けます。
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