時制の誤りを基準時・主語・動詞へ戻して直そう
このレッスンの役割と目標
前のレッスンでは、会話の質問から応答へ時間と内容を渡しました。今回は、時制が誤っている文を見て、どの判断から直すかを診断します。
目標は、誤りを「基準時」「主語」「述語動詞の型」「時間語との一致」に分け、語尾だけを直すのではなく、最初にずれた判断を説明できることです。
正しい文を丸暗記するより、誤りの種類と直す行動を結び付ける方が、初めて見る文でも修正できます。
四か所を順に点検する
- 基準時:現在・過去・未来のどこを話しているか。
- 主語:だれ・何がその出来事の主体か。
- 述語動詞:be動詞型か一般動詞型か。時間を担う中心はどれか。
- 一致:時間語・文脈・述語動詞が同じ時間を示すか。
具体例1:時間語と動詞が合わない
誤文:
We visit the museum yesterday.
yesterdayが今より前を示します。主語はWe、述語は一般動詞visitです。最初のずれは、過去の場面なのにvisitを現在の形にしたことです。
修正文:
We visited the museum yesterday.
対策は「yesterdayを見たら-edを付ける」だけではありません。まず述語動詞visitを見つけ、場面と同じ過去へ置きます。
具体例2:be動詞を余分に足した
誤文:
I was played tennis last Saturday.
last Saturdayは過去で正しいのですが、一般動詞playの肯定文にwasを足しています。was playedは受け身の形に見え、「私はテニスによってプレーされた」のような別の関係になります。
この場面ではIがテニスをしたので、playedを過去の述語動詞にします。
I played tennis last Saturday.
誤りを最初の判断へ戻す
会話の基準時を無視した誤り
A: How was the movie?
B: It is interesting.
映画を見終えた感想を過去として聞いているなら、BもIt was interesting.とするのが自然です。
ただし、今も一般的にその映画を評価して「その映画はおもしろい作品だ」と述べる文脈ならisもあり得ます。誤りを判断するときは、問題が指定する場面を確認します。
よくある間違い
誤文を見ると、最後の単語に-edを足すだけで直そうとすることがあります。しかし、そもそもbe動詞型か一般動詞型かを誤っていれば、語尾だけでは直りません。
また、「時制をそろえる」を全文で一つの時制にすることだと思うと、過去の説明から現在の事実、未来の予定へ切り替わる箇所を誤ります。基準時が変わったかを一文ずつ確認します。
自分で確かめよう
確認1:She is at home yesterday. の最初のずれは何ですか。
yesterdayが過去を示すのに、be動詞isを現在形にしたことです。She was at home yesterday.と直します。確認2:He was studied English. をどう診断しますか。
一般動詞studyの肯定文なのにbe動詞wasを余分に置いた、動詞の型の誤りです。He studied English.とします。確認3:誤文を直した後、何を確認しますか。
基準時、主語、述語動詞の型、時間語と動詞の形がすべて同じ場面に合うか、文全体を読み直します。まとめと次の一歩
時制の誤りは、基準時、主語、述語動詞の型、時間語との一致へ分けます。最初にずれた判断を直し、場面から文を作り直して確認します。
次は、このセクションの全技能を混ぜ、動詞と時間の基礎が次の現在形学習へ進める状態か診断します。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。