LESSON 01

英語は動詞で時間を表す

時制の誤りを基準時・主語・動詞へ戻して直そう

誤文を基準時の選択、主語、述語動詞、時間語の一致へ分類し、最初のずれを修正する

時制の誤りを基準時・主語・動詞へ戻して直そう

このレッスンの役割と目標

前のレッスンでは、会話の質問から応答へ時間と内容を渡しました。今回は、時制が誤っている文を見て、どの判断から直すかを診断します。

目標は、誤りを「基準時」「主語」「述語動詞の型」「時間語との一致」に分け、語尾だけを直すのではなく、最初にずれた判断を説明できることです。

正しい文を丸暗記するより、誤りの種類と直す行動を結び付ける方が、初めて見る文でも修正できます。

四か所を順に点検する

  1. 基準時:現在・過去・未来のどこを話しているか。
  2. 主語:だれ・何がその出来事の主体か。
  3. 述語動詞:be動詞型か一般動詞型か。時間を担う中心はどれか。
  4. 一致:時間語・文脈・述語動詞が同じ時間を示すか。

具体例1:時間語と動詞が合わない

誤文:

We visit the museum yesterday.

yesterdayが今より前を示します。主語はWe、述語は一般動詞visitです。最初のずれは、過去の場面なのにvisitを現在の形にしたことです。

修正文:

We visited the museum yesterday.

対策は「yesterdayを見たら-edを付ける」だけではありません。まず述語動詞visitを見つけ、場面と同じ過去へ置きます。

具体例2:be動詞を余分に足した

誤文:

I was played tennis last Saturday.

last Saturdayは過去で正しいのですが、一般動詞playの肯定文にwasを足しています。was playedは受け身の形に見え、「私はテニスによってプレーされた」のような別の関係になります。

この場面ではIがテニスをしたので、playedを過去の述語動詞にします。

I played tennis last Saturday.

誤りを最初の判断へ戻す

時制の誤りを基準時・主語・述語動詞・一致へ分ける診断図 誤文を読み、最初に基準時、次に主語、be動詞型か一般動詞型か、最後に時間語と動詞の一致を確認し、最初にずれた判断を直す。 最後の語尾ではなく、最初にずれた判断を直す 誤文を場面ごと読む 1 基準時いつの話か 2 主語だれ・何が 3 動詞の型be / 一般動詞 4 一致場面・形・時間語 最初にずれた一か所を選ぶ 例:一般動詞型なのにwasを足した 場面から文を作り直して確認する

会話の基準時を無視した誤り

A: How was the movie?
B: It is interesting.

映画を見終えた感想を過去として聞いているなら、BもIt was interesting.とするのが自然です。

ただし、今も一般的にその映画を評価して「その映画はおもしろい作品だ」と述べる文脈ならisもあり得ます。誤りを判断するときは、問題が指定する場面を確認します。

よくある間違い

誤文を見ると、最後の単語に-edを足すだけで直そうとすることがあります。しかし、そもそもbe動詞型か一般動詞型かを誤っていれば、語尾だけでは直りません。

また、「時制をそろえる」を全文で一つの時制にすることだと思うと、過去の説明から現在の事実、未来の予定へ切り替わる箇所を誤ります。基準時が変わったかを一文ずつ確認します。

自分で確かめよう

確認1:She is at home yesterday. の最初のずれは何ですか。yesterdayが過去を示すのに、be動詞isを現在形にしたことです。She was at home yesterday.と直します。
確認2:He was studied English. をどう診断しますか。一般動詞studyの肯定文なのにbe動詞wasを余分に置いた、動詞の型の誤りです。He studied English.とします。
確認3:誤文を直した後、何を確認しますか。基準時、主語、述語動詞の型、時間語と動詞の形がすべて同じ場面に合うか、文全体を読み直します。

まとめと次の一歩

時制の誤りは、基準時、主語、述語動詞の型、時間語との一致へ分けます。最初にずれた判断を直し、場面から文を作り直して確認します。

次は、このセクションの全技能を混ぜ、動詞と時間の基礎が次の現在形学習へ進める状態か診断します。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。