LESSON 01

未来表現を場面で使い分けよう

会話のきっかけから未来表現を選ぼう

会話の直前発言、準備、見える根拠を読み、空所へ適切な未来表現を選ぶ

会話のきっかけから未来表現を選ぼう

このレッスンの役割と目標

前のレッスンでは、未来の時間語だけで形を決めず、場面を見ることを学びました。今回は、会話の直前の発言や目に見える状況を手がかりにします。

目標は、空所だけを見るのではなく、その直前にある困りごと、事前の準備、話し手の考え、見える兆候を読み、willかbe going toを根拠付きで選ぶことです。長い自由会話を作ることより、選択を支える一文を見つけることに集中します。

会話では「何が次の発言を生んだか」を見る

直前のきっかけ 中心となる形 読み取ること
今聞いた困りごと will その場で助けると決めた
already planned / bought / prepared be going to 前から予定・準備していた
I think / maybe will 話し手の考えとして予測する
Look! / 今見える変化 be going to 現在の根拠から予測する
会話のきっかけから未来表現を選ぶ流れの図 空所だけを見るのではなく、直前の発言を読み、今起きた困りごと、前からの準備、考え、見える兆候の四種類に分けてwillまたはbe going toを選ぶ。 直前の発言・状況を読む 今の困りごとその場で決定will前からの準備事前の予定be going toI think考えの予測willLook!見える根拠be going to 空所 → 選ぶ、ではないきっかけ → 意味 → 形、の順に読む

例題1:今聞いた困りごと

A: I can't open this door.
B: I will help you.

BはAの困りごとを今聞き、その場で手伝うと決めました。空所のある文だけではなく、I can't open this door.がwillを選ぶきっかけです。

例題2:前からの準備

A: What are you going to do this weekend?
B: I bought a new tent yesterday. I am going to go camping.

テントをすでに買ったことが、前からの計画・準備を示しています。事前予定なのでbe going toを選びます。

例題3:見える根拠

A: Look at that glass!
B: It is going to fall.

Look at that glass!で今見える状況に注意を向けています。落ちそうな様子が現在の根拠です。

例題4:考えとしての予測

A: What will school be like in 2050?
B: I think students will use more digital tools.

未来の学校についての考えです。I thinkがwillによる予測の手がかりです。

入試会話文の読み方

  1. 空所を含む発言の一つ前まで読む
  2. 困りごと、準備、I think、Lookのどれに近いか印を付ける
  3. willかbe going toを選ぶ理由を日本語で短く言う
  4. 主語に合わせ、肯定・否定・疑問の形を作る

選択肢の形だけを比べる前に、会話がどう動いたかをつかみます。

よくある間違い

空所の直後にtomorrowがあるだけでwillを選ぶと、前の発言にある事前予定を見落とします。また、be going toは予定だけだと思うと、Look!で始まる根拠のある予測を選べません。

一文ずつ別々に訳すだけでなく、「この発言を受けて、なぜ次の発言が出たのか」を矢印で結びます。

自分で確かめよう

確認1:A: The phone is ringing. B: I (will / am going to) answer it.ではどちらですか。willです。電話が鳴ったことを受け、その場で出ると決めています。
確認2:A: Why do you have flour and eggs? B: I (will / am going to) make a cake.ではどちらですか。am going toです。材料を用意していることが事前の予定・準備を示します。
確認3:Look at the boy on the ice. He (will / is going to) fall.ではどちらですか。is going toです。今見える危ない様子が予測の根拠です。

まとめと次の一歩

会話文では、空所だけでなく、その発言を生んだ直前のきっかけを読みます。今の困りごとと考えの予測はwill、前からの準備と見える根拠はbe going toが中心です。

次は、予定・予測・その場の決定を一つの短い文章に入れ、文と文のつながりを保って書きます。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。