会話のきっかけから未来表現を選ぼう
このレッスンの役割と目標
前のレッスンでは、未来の時間語だけで形を決めず、場面を見ることを学びました。今回は、会話の直前の発言や目に見える状況を手がかりにします。
目標は、空所だけを見るのではなく、その直前にある困りごと、事前の準備、話し手の考え、見える兆候を読み、willかbe going toを根拠付きで選ぶことです。長い自由会話を作ることより、選択を支える一文を見つけることに集中します。
会話では「何が次の発言を生んだか」を見る
| 直前のきっかけ | 中心となる形 | 読み取ること |
|---|---|---|
| 今聞いた困りごと | will | その場で助けると決めた |
| already planned / bought / prepared | be going to | 前から予定・準備していた |
| I think / maybe | will | 話し手の考えとして予測する |
| Look! / 今見える変化 | be going to | 現在の根拠から予測する |
例題1:今聞いた困りごと
A: I can't open this door.
B: I will help you.
BはAの困りごとを今聞き、その場で手伝うと決めました。空所のある文だけではなく、I can't open this door.がwillを選ぶきっかけです。
例題2:前からの準備
A: What are you going to do this weekend?
B: I bought a new tent yesterday. I am going to go camping.
テントをすでに買ったことが、前からの計画・準備を示しています。事前予定なのでbe going toを選びます。
例題3:見える根拠
A: Look at that glass!
B: It is going to fall.
Look at that glass!で今見える状況に注意を向けています。落ちそうな様子が現在の根拠です。
例題4:考えとしての予測
A: What will school be like in 2050?
B: I think students will use more digital tools.
未来の学校についての考えです。I thinkがwillによる予測の手がかりです。
入試会話文の読み方
- 空所を含む発言の一つ前まで読む
- 困りごと、準備、I think、Lookのどれに近いか印を付ける
- willかbe going toを選ぶ理由を日本語で短く言う
- 主語に合わせ、肯定・否定・疑問の形を作る
選択肢の形だけを比べる前に、会話がどう動いたかをつかみます。
よくある間違い
空所の直後にtomorrowがあるだけでwillを選ぶと、前の発言にある事前予定を見落とします。また、be going toは予定だけだと思うと、Look!で始まる根拠のある予測を選べません。
一文ずつ別々に訳すだけでなく、「この発言を受けて、なぜ次の発言が出たのか」を矢印で結びます。
自分で確かめよう
確認1:A: The phone is ringing. B: I (will / am going to) answer it.ではどちらですか。
willです。電話が鳴ったことを受け、その場で出ると決めています。確認2:A: Why do you have flour and eggs? B: I (will / am going to) make a cake.ではどちらですか。
am going toです。材料を用意していることが事前の予定・準備を示します。確認3:Look at the boy on the ice. He (will / is going to) fall.ではどちらですか。
is going toです。今見える危ない様子が予測の根拠です。まとめと次の一歩
会話文では、空所だけでなく、その発言を生んだ直前のきっかけを読みます。今の困りごとと考えの予測はwill、前からの準備と見える根拠はbe going toが中心です。
次は、予定・予測・その場の決定を一つの短い文章に入れ、文と文のつながりを保って書きます。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。