LESSON 01

指示語の中身を正確に戻す

指示語の中身を正確に戻す:例題を根拠付きで考えよう

「指示語の中身を正確に戻す」で、短い実例で根拠と答えを結び付ける。

指示語の中身を正確に戻す:例題を根拠付きで考えよう

このレッスンの役割

ここは「長文の概要・要点」コースの「指示語の中身を正確に戻す」セクション、第4レッスンです。前の「論理関係を印で見える化」で作った見方を受け取り、このレッスンでは「短い実例で根拠と答えを結び付ける」ことに集中します。次の「言い換えを根拠に内容一致を解く」で使える判断へ渡します。

このレッスンだけでコース全体を終える必要はありません。今日の出口は、指示語の中身を正確に戻す の判断を一回、自分の言葉と根拠で再現できることです。

おすすめの学び方

見本をまねるだけでなく、どの表現を根拠に判断したかを言葉にします。別の答えを捨てる理由も確かめます。

読むだけで終わらせず、例の中で手がかりに線を引き、答えを隠してもう一度説明してください。間違えたときは「知らなかった」ではなく、どの段階でずれたかを記録します。

今日の問い

「指示語の中身を正確に戻す」をできるようになるためには、何を手がかりにし、どんな順で考えればよいでしょうか。

四つの段階で考えよう

段階 すること 自分への問い
目的 求められる答えを決める 何を聞く・読む・伝える課題か
手がかり 音・語・形・資料へ印を付ける 判断を変える目印はどれか
関係 手がかり同士をつなぐ 順序・対比・原因・例のどれか
確認 答えを根拠へ戻す 本文や発言のどこから言えるか
指示語の中身を正確に戻す の四段階 目的、手がかり、関係、確認の順に進み、確認から必要な段階へ戻る学習手順 目的何を求める? 手がかりどこを見る? 関係どうつなぐ? 確認根拠はどこ?

図は一方通行ではありません。答えと根拠が合わなければ、最初にずれた箱へ戻ります。これが、クイズ結果から弱点を細かく見つけるための基本です。

例題で確かめよう

素材

Mika wanted more students to join the school festival. At first, only a few students came. However, the group changed the time and shared a simple poster. As a result, more students joined the next week. The group learned that clear information can change people's actions.

課題

話題、最初の問題、行った工夫、結果を四つの箱に分け、本文中の表現で根拠を示す。

考え方

however は流れの転換、as a result は結果の目印。最後の文が具体例から導いた中心内容をまとめている。

ここで大切なのは、正解の日本語だけではありません。どの語・文・数値・話し方を使ったかを指せることです。根拠が一つしかないときは結論を強くしすぎず、複数の手がかりがそろったら確信を上げます。

よくある間違い

知っている一文だけを訳し、その文が段落全体で果たす役割を確かめない。

この誤りは、四段階のうち「目的」または「確認」を飛ばしたときに起こりやすくなります。直すときは、最初から全部やり直す必要はありません。答えと根拠が分かれた最初の地点へ戻りましょう。

自分で確かめよう

確認1

例題の答えを支える根拠を一つ、素材中の表現で示してください。

答えを見る

答えと直接対応する時刻、場所、つなぎ語、中心文、数値などをそのまま指します。

確認2

正しい選択肢と本文に同じ単語がなければ不正解ですか。

答えを見る

不正解とは限りません。言い換えでも意味と範囲が一致すれば根拠になります。

確認3

別の場面でも根拠を確かめる方法を説明してください。

答えを見る

結論を短く言い、その直後に『なぜなら素材のここにあるから』と説明します。

まとめと次の一歩

「指示語の中身を正確に戻す」は、勘や丸暗記ではなく、目的・手がかり・関係・確認の順で安定します。今日は、答えを出したあとに根拠へ戻れることまでが学習です。

次は、この技能を別の語句、別の場面、別の設問でも使います。間違えた場合は、正解を覚えるのではなく、四つのどの段階へ戻るかを決めてください。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。