LESSON 01

意味を加える接頭辞

語族比較で接頭辞の境界を確かめよう

完成語と中心語、複数の同系列語を比べ、接頭辞候補が異なる中心に繰り返し付くことと意味の方向が共通することを確かめる

語族比較で接頭辞の境界を確かめよう

このレッスンの役割

前のレッスンで、接頭辞が中心の前から意味の方向を加えることを学びました。今回は個別の意味を覚える前に、本当にそこで分けられるかを確かめます。

目標は、完成語と中心語、そして同じ語頭候補を持つ複数の語を比べ、形と意味の両方から境界を示せることです。

具体例:reuseを三方向から確かめよう

確かめる角度 根拠
中心語があるか useが独立した語として使われる
同じ語頭が他にも付くか rewrite, reread, rebuildなどがある
意味の方向が共通するか いずれも中心の動作を再び行う方向がある

三つの根拠がそろうため、reuse[re][use] と分けられます。一語だけを見て「最初の二文字を外す」のではありません。

境界確認の四ステップ

  1. 中心候補を外して書く。
  2. その中心が語として使われるか、または語族に繰り返すか確かめる。
  3. 同じ語頭候補が別の中心にも付くか確かめる。
  4. その分け方で意味の方向が共通するか説明する。

中心候補が不明、または意味がつながらない場合は、接頭辞だと確定せず保留します。

比較対象を変えて確かめよう

previewview と比べられます。また pretest, prewar などで pre- が別の中心にも付き、「中心より前」の方向が共通します。このように、必ず比較で境界を支えます。

おすすめの学び方

中心候補は四角、接頭辞候補は丸で囲み、その下に比較語を二つ書きます。「一語を分ける」ではなく「三語を比べて境界を確かめる」を学習単位にしましょう。

よくある間違い

realre で始まりますが、残る al が中心語になる根拠はありません。同じ文字で始まることは、接頭辞が付いている証明ではありません。

自分で確かめよう

確認1:reuseのre-とuseの境界を支える根拠を一つ言えますかuseが独立語で、re-がrewriteやrereadなど別の中心にも付くことです。
確認2:一語だけで接頭辞の境界を決めてよいですかいけません。中心語と別の同系列語を比べます。
確認3:realのreをすぐ接頭辞とできないのはなぜですか残るalが中心になる根拠も、re-の方向でrealの意味を説明できる根拠もないからです。

まとめと次の一歩

語族と意味の比較から、接頭辞の境界を確かめられました。次は境界が確かめられたre-を使い、「再び・戻る」の方向を文脈で選びます。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。