語族比較で接頭辞の境界を確かめよう
このレッスンの役割
前のレッスンで、接頭辞が中心の前から意味の方向を加えることを学びました。今回は個別の意味を覚える前に、本当にそこで分けられるかを確かめます。
目標は、完成語と中心語、そして同じ語頭候補を持つ複数の語を比べ、形と意味の両方から境界を示せることです。
具体例:reuseを三方向から確かめよう
| 確かめる角度 | 根拠 |
|---|---|
| 中心語があるか | useが独立した語として使われる |
| 同じ語頭が他にも付くか | rewrite, reread, rebuildなどがある |
| 意味の方向が共通するか | いずれも中心の動作を再び行う方向がある |
三つの根拠がそろうため、reuse を [re][use] と分けられます。一語だけを見て「最初の二文字を外す」のではありません。
境界確認の四ステップ
- 中心候補を外して書く。
- その中心が語として使われるか、または語族に繰り返すか確かめる。
- 同じ語頭候補が別の中心にも付くか確かめる。
- その分け方で意味の方向が共通するか説明する。
中心候補が不明、または意味がつながらない場合は、接頭辞だと確定せず保留します。
比較対象を変えて確かめよう
preview は view と比べられます。また pretest, prewar などで pre- が別の中心にも付き、「中心より前」の方向が共通します。このように、必ず比較で境界を支えます。
おすすめの学び方
中心候補は四角、接頭辞候補は丸で囲み、その下に比較語を二つ書きます。「一語を分ける」ではなく「三語を比べて境界を確かめる」を学習単位にしましょう。
よくある間違い
real は re で始まりますが、残る al が中心語になる根拠はありません。同じ文字で始まることは、接頭辞が付いている証明ではありません。
自分で確かめよう
確認1:reuseのre-とuseの境界を支える根拠を一つ言えますか
useが独立語で、re-がrewriteやrereadなど別の中心にも付くことです。確認2:一語だけで接頭辞の境界を決めてよいですか
いけません。中心語と別の同系列語を比べます。確認3:realのreをすぐ接頭辞とできないのはなぜですか
残るalが中心になる根拠も、re-の方向でrealの意味を説明できる根拠もないからです。まとめと次の一歩
語族と意味の比較から、接頭辞の境界を確かめられました。次は境界が確かめられたre-を使い、「再び・戻る」の方向を文脈で選びます。
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