LESSON 01

知らない語にも手がかりがある

文の位置から未知語の役割を仮置きしよう

冠詞の後、主語の後、be動詞の後などの位置から、未知語の品詞・役割を仮置きする

文の位置から未知語の役割を仮置きしよう

このレッスンの役割

ここまでは語の内側を見ました。このレッスンでは「文の骨格と語順」で学んだ位置の知識を使い、意味が分からない語の役割を先にしぼります。

目標は、冠詞の後ろ、主語の後ろ、be動詞の後ろなどから、未知語を名詞・動詞・説明語の候補へ仮分類できることです。

具体例:意味より先に「仕事」を見よう

未知語を含む文 位置から分かること
We saw a glimmer. aの後ろなので、人・物・ことを表す名詞らしい
Birds migrate in autumn. 主語Birdsの後ろなので、中心動詞らしい
The road was slippery. wasの後ろで主語the roadを説明する語らしい

まだ glimmer の正確な意味が分からなくても、「見る対象になる何か」まではしぼれます。migrate はBirdsがする動作です。slippery は道の状態です。

品詞候補は意味の箱を小さくする

「名詞らしい」と分かっても、それだけで正確な訳語は決まりません。しかし、「動作か、人・物・ことか、性質か」の区別だけで、候補は大きく減ります。

入試の空所補充でも同じです。選択肢の意味を一つずつ訳す前に、空所でどの品詞が仕事をするかを見ます。

役割を仮置きする手順

  1. 未知語をいったん四角で囲む。
  2. 直前と直後の語を見る。
  3. 文の主語と中心動詞を確かめる。
  4. 未知語の役割を「名詞らしい」のように仮置きする。

おすすめの学び方

意味を書く前に、未知語の上に「名」「動」「説明」のどれかを書きます。根拠になった直前・直後の語に下線を引きましょう。

よくある間違い

「aの後ろだから名詞」と分かったことと、「正確な意味が分かった」ことを混同しないでください。役割は予想をしぼる一つの根拠です。

自分で確かめよう

確認1:We saw a glimmer.のglimmerは何詞らしいですかaの後ろにあるので、名詞らしいです。
確認2:Birds migrate in autumn.のmigrateは文でどんな仕事をしますか主語Birdsの動作を表す中心動詞の仕事です。
確認3:品詞候補だけで正確な意味を決めてよいですかいけません。語の形や周りの内容も合わせて考えます。

まとめと次の一歩

文の位置から、未知語の文中での役割を仮置きできました。次は、周りの語や場面を使って、意味の範囲をもう一段しぼります。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。