-er・-orから動作をする人を読もう
このレッスンの役割
前のレッスンでは、接尾辞の境界を語族で確かめました。ここでは -er/-or が中心の動作をする人を表す場合に集中します。
目標は、中心となる動詞を見つけ、「その動作をする人」という大まかな意味を、文中の根拠とともに説明できることです。
具体例:動詞から人を読む
| 完成語 | 中心の動詞 | 大まかな読み |
|---|---|---|
| teacher | teach 教える | 教える人 |
| player | play 演奏する・競技する | 演奏する人・選手 |
| writer | write 書く | 書く人 |
| actor | act 演じる | 演じる人 |
| visitor | visit 訪れる | 訪れる人 |
接尾辞は「人」という種類を教えます。どのような人かは中心と文脈で決まります。
The visitor asked the museum guide a question.
visitor の中心は visit です。asked の主語で、museumにいる場面なので「訪れた人・見学者」と読めます。
職業だけとは限らない
writer は職業として文章を書く人を指すことがあります。一方、the writer of this message なら、このメッセージを書いた人というだけかもしれません。
-er/-or は「職業名」ではなく、まず「中心の動作をする人」と覚えます。職業か、一時的にその動作をした人かは文脈で決めます。
よくある間違い
語尾の -er をすべて比較級だと考えることです。
| 語 | 分け方 | 働き |
|---|---|---|
| teacher | teach + -er | 名詞、人 |
| taller | tall + -er | 形容詞の比較級 |
前の中心が動詞で、完成語が人を指すなら名詞の -er を考えます。形容詞の比較級は、後の文法学習で詳しく扱います。
自分で確かめよう
確認1:visitorの中心語は何ですか
visitです。-orがその動作をする人という種類を加えます。確認2:playerは必ず職業の選手ですか
いいえ。競技や演奏をする人を表し、職業かどうかは文脈で決まります。確認3:teacherとtallerの-erは同じ働きですか
いいえ。teacherでは人を表す名詞を作り、tallerでは形容詞の比較級を作ります。まとめと次の一歩
-er/-or から、中心の動作をする人を読めました。次は同じ接尾辞が道具や機械を表す場合を、人の場合と比べます。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。