LESSON 01

語の中心になる部分を見つけよう

初見語の中心を根拠付きで見つけよう

初見の語族で共通部分を見つけ、前後の候補を外し、つづり変化と偶然の一致を診断し、文脈で確認する

初見語の中心を根拠付きで見つけよう

このレッスンの役割

このセクションの仕上げです。語族比較、語頭・語尾候補、つづり変化、誤分割の診断、文脈確認を初めて見る語で組み合わせます。

目標は、初見の完成語から中心候補を見つけ、使った根拠を「語族」「意味」「文脈」の言葉で説明し、次の接頭辞学習へ進めるか自己判定できることです。

具体例:uncomfortableの中心を探そう

The chair looked nice, but it was uncomfortable, so I stood up after five minutes.

次の関連語候補が与えられたとします。

  • comfort
  • comfortable
  • uncomfortable
  • comfortably

一度に答えを出さず、次の五段階を進めます。

段階 判断 この例での根拠
1 語族を並べる 四語にcomfortに近い形が繰り返す
2 前後の候補を印付けする un-と-able、-lyの候補が見える
3 意味の共通を見る 快適さや心地よさの方向で関連する
4 文脈で確かめる 椅子から五分で立ったので、座り心地に関係する
5 中心候補を選ぶ comfortが語族と文脈を最もよく説明する

したがって、comfort を中心候補と判断できます。uncomfortable 全体の正確な意味は前後の部分と文脈を合わせて考えますが、意味の土台は見つけられました。

入試では「正確な語源」より「読める根拠」

高校入試の長文で未知語が出たとき、専門的な語源を説明する必要はありません。本文の関係を読むために、中心候補が示す大まかな意味と文の役割を使えればよいのです。

ただし、英作文でその語を使う場合や、設問が正確な意味を問う場合は、辞書で確認します。中心候補は辞書の代わりではなく、読むための質の高い手がかりです。

修了チェックと戻り先

止まった場所 戻るレッスン
語族を並べられない 語の家族を並べて共通する中心を見つけよう
語頭・語尾候補を外せない 繰り返し付く語頭または語尾のレッスン
つづりが変わると関係を見失う つづりが少し変わる中心を追いかけよう
知っている文字列をすぐ中心にする 偶然同じ文字列を中心と決めないようにしよう
中心を見つけた後に文を読まない 中心の意味を文の場面に当てはめて確かめよう

一つでも戻り先が見つかったら、「語彙力がない」と広く決めません。止まった判断だけを復習し、別の語族で再確認します。

おすすめの学び方

初見語一つにつき、「候補」「根拠」「判断」の三行を作ります。答えを見た後は、当たったかどうかより、使った根拠が再利用できるものだったかを評価しましょう。

よくある間違い

中心候補が見つからない語があるのは失敗ではありません。根拠が足りないと判断し、保留や辞書確認を選ぶことも、このセクションで学んだ力の一部です。

自分で確かめよう

確認1:uncomfortableの中心候補は何ですかcomfortです。comfortableやcomfortablyと形と意味が共通します。
確認2:中心候補を見つけた後、必ずすることは何ですか完成語が文で何の仕事をし、中心の意味が前後の内容に合うか確かめます。
確認3:初見語の中心候補を説明する三つの根拠は何ですか語族での繰り返し、意味の共通性、文脈との整合です。
確認4:根拠が足りないとき、無理に分けますか分けません。保留し、必要に応じて辞書で確かめます。

まとめと次の一歩

初見語で中心候補を見つけ、語族・意味・文脈の根拠を説明できました。次の「意味を加える接頭辞」では、中心の前に付く部分が意味の方向をどう変えるかを学びます。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。