LESSON 01

反対・否定を表す語のつくり

否定接頭辞・中心・文脈を組み合わせて未知語を読もう

初見語について接頭辞候補、中心語、品詞、前後の対比や因果を組み合わせ、反対、否定、取り消し、不在のどれに近いかを根拠付きで予想する

否定接頭辞・中心・文脈を組み合わせて未知語を読もう

このレッスンの役割

ここまで、un-dis-in- / im- / il- / ir-non- を一つずつ学びました。このレッスンでは、接頭辞の名前を答えるだけでなく、初見語の意味予想に使います。

目標は、接頭辞・中心・品詞・文脈という四つの手がかりから、大まかな意味を根拠付きで説明できることです。

具体例:四段階で読む

  1. 接頭辞候補を見つける。
  2. 外した後の中心語を確認する。
  3. 文中で名詞・動詞・形容詞のどれとして働くか見る。
  4. 対比、理由、結果などの文脈と意味が合うか確かめる。

The old machine was impractical because it used too much energy.

手がかり 判断
接頭辞 im-は否定方向の候補
中心 practicalは「実用的な」
品詞 wasの後ろなので形容詞
文脈 エネルギーを使いすぎるので、実用的ではない

この四つが同じ方向を指すため、impractical を「実用的ではない」と予想できます。

よくある間違い:一つの手がかりで決めない

Solar power is renewable, but coal is nonrenewable.

non- + renewable だけでも「renewableではない」と予想できます。さらに but が二つを対比しているので、その予想が強くなります。

接頭辞だけで完全な辞書訳を決める必要はありません。入試長文では、話の流れをつかめる大まかな意味が分かれば先へ進める場合があります。

推測・保留・辞書確認

判断は三段階にします。

  • 根拠がそろう:大まかな意味を推測して読み進める。
  • 中心は分かるが文脈が弱い:候補を保留する。
  • 中心が残らない、意味が合わない:接頭辞分析をやめ、必要なら辞書を引く。

「分けられそうだから必ず分ける」のではなく、分けない判断も読解力です。

自分で確かめよう

確認1:impracticalの中心語と品詞は何ですか中心はpracticalで、wasの後ろにある形容詞です。
確認2:nonrenewableの予想をbutがどう支えますかrenewableなsolar powerと対比されているため、coalがrenewableではないという予想を支えます。
確認3:中心語が見つからないときはどうしますか無理に分けず、予想を保留し、必要なら辞書で語全体を確かめます。

まとめと次の一歩

接頭辞・中心・品詞・文脈を組み合わせると、初見語を安全に予想できます。次は、接頭辞に見える語頭や否定が重なった表現を診断します。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。