LESSON 01

品詞が変わると文での役割も変わる

語形選択の誤答を意味・位置・形の順で診断しよう

高校入試型の語形選択で、語族の意味、空所が必要とする品詞、選択肢の形を順に確認し、最初に崩れた判断と戻り先を特定する

語形選択の誤答を意味・位置・形の順で診断しよう

このレッスンの役割

前の二つのレッスンで、名詞対動詞、形容詞対副詞を選び分けました。このレッスンでは、間違えた答えを「不注意」で終わらせず、最初に崩れた判断を特定します。

目標は、語族の意味、空所の品詞スロット、実際の語形という三段階で誤答を診断し、戻るレッスンを決められることです。

具体例:誤答の最初の分かれ道を探す

誤答:The team completed the project successful.

段階 確認 診断
1 意味 success語族は場面に合うか 合う
2 位置 空所は何を説明するか completedの結果・様子
3 形 successfulはその仕事か 形容詞なので合わない

正答は successfully です。意味の選択ではなく、形容詞と副詞の修飾先で間違えています。戻る先は第6・8レッスンです。

別の誤答を診断する

誤答:Their develop was rapid.

  1. develop語族という意味は合う。
  2. Their の後ろで主語となる名詞が必要。
  3. develop は動詞なので不適切。
  4. 名詞 development に直す。

この場合の戻り先は第3・7レッスンです。

診断の三分類

誤り 症状 戻る場所
意味 そもそも別の語族を選ぶ 文脈・語彙の学習
位置 空所が必要とする品詞を誤る 第2〜6レッスン
形 必要品詞は分かるが派生形を誤る 接尾辞・語族のレッスン

一問だけで弱点を断定せず、同じ種類の別問題でも確かめます。

よくある間違い

一番長い派生語や、見覚えの強い語を選ぶことです。語の長さは正しさの根拠になりません。

また、日本語訳が合っただけで正解としないでください。文の骨格と修飾関係まで確認します。

自分で確かめよう

確認1:completed the project successfulの最初の誤りはどこですか空所がcompletedを説明する副詞スロットなのに、形容詞successfulを選んだところです。
確認2:Their develop was rapid. はどう直しますかTheir development was rapid. とし、所有格の後ろで主語となる名詞を使います。
確認3:必要品詞は分かるがつづりを誤った場合、どこへ戻りますか該当する接尾辞や語族の形成レッスンへ戻ります。

まとめと次の一歩

誤答の原因を意味・位置・形に分け、戻り先を選べました。次は四品詞を混ぜた入試基礎文で、文が求める形を根拠付きで選びます。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。