語形選択の誤答を意味・位置・形の順で診断しよう
このレッスンの役割
前の二つのレッスンで、名詞対動詞、形容詞対副詞を選び分けました。このレッスンでは、間違えた答えを「不注意」で終わらせず、最初に崩れた判断を特定します。
目標は、語族の意味、空所の品詞スロット、実際の語形という三段階で誤答を診断し、戻るレッスンを決められることです。
具体例:誤答の最初の分かれ道を探す
誤答:The team completed the project successful.
| 段階 | 確認 | 診断 |
|---|---|---|
| 1 意味 | success語族は場面に合うか | 合う |
| 2 位置 | 空所は何を説明するか | completedの結果・様子 |
| 3 形 | successfulはその仕事か | 形容詞なので合わない |
正答は successfully です。意味の選択ではなく、形容詞と副詞の修飾先で間違えています。戻る先は第6・8レッスンです。
別の誤答を診断する
誤答:Their develop was rapid.
- develop語族という意味は合う。
Theirの後ろで主語となる名詞が必要。developは動詞なので不適切。- 名詞
developmentに直す。
この場合の戻り先は第3・7レッスンです。
診断の三分類
| 誤り | 症状 | 戻る場所 |
|---|---|---|
| 意味 | そもそも別の語族を選ぶ | 文脈・語彙の学習 |
| 位置 | 空所が必要とする品詞を誤る | 第2〜6レッスン |
| 形 | 必要品詞は分かるが派生形を誤る | 接尾辞・語族のレッスン |
一問だけで弱点を断定せず、同じ種類の別問題でも確かめます。
よくある間違い
一番長い派生語や、見覚えの強い語を選ぶことです。語の長さは正しさの根拠になりません。
また、日本語訳が合っただけで正解としないでください。文の骨格と修飾関係まで確認します。
自分で確かめよう
確認1:completed the project successfulの最初の誤りはどこですか
空所がcompletedを説明する副詞スロットなのに、形容詞successfulを選んだところです。確認2:Their develop was rapid. はどう直しますか
Their development was rapid. とし、所有格の後ろで主語となる名詞を使います。確認3:必要品詞は分かるがつづりを誤った場合、どこへ戻りますか
該当する接尾辞や語族の形成レッスンへ戻ります。まとめと次の一歩
誤答の原因を意味・位置・形に分け、戻り先を選べました。次は四品詞を混ぜた入試基礎文で、文が求める形を根拠付きで選びます。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。