-tion・-sionから動作・過程・結果を読もう
このレッスンの役割
前のレッスンまでは、人や物を表す接尾辞を学びました。ここからは、目に見える人や物ではなく、動作・過程・結果を「こと」として表す名詞を読みます。
目標は、-tion/-sion を見たとき中心となる動詞を探し、その動作・進み方・結果のどれに近いかを文脈で判断できることです。
具体例:動詞を「こと」にする
| 中心となる動詞 | 名詞 | 文脈での大まかな意味 |
|---|---|---|
| act 行動する | action | 行動、行ったこと |
| inform 知らせる | information | 知らされた内容・情報 |
| decide 決める | decision | 決めること・決めた結果 |
| discuss 話し合う | discussion | 話し合うこと・話し合い |
-tion/-sion は、動詞の内容を名詞として文の中に置ける形にします。ただし、日本語をいつも「〜すること」に固定するわけではありません。
We discussed the plan and made a final decision.
discussed は動作を表す動詞です。decision は made の目的語で、「最終的に決めたこと・結論」を表す名詞です。
動作か結果かを文脈で選ぶ
The discussion lasted for two hours.
lasted for two hours なので、discussion は話し合っている過程を指します。
Our discussion led to a new idea.
こちらは話し合い全体が新しい考えにつながった場面です。接尾辞は名詞の種類を示し、細かな意味は周りの動詞が支えます。
つづりが変わっても意味をたどる
decide → decision のように、中心のつづりがそのまま残らない場合があります。見た目だけで別の語とせず、意味と使われる場面を比べて語族を確かめます。自分で名詞形を作る練習より、まず読んで語族に気づくことを優先します。
よくある間違い
-tion/-sion を見たら必ず「動作」と決めることです。decision は決めている途中より、決まった内容・結果を指すことがあります。完成語の前後にある動詞や説明を読みます。
また、station を機械的に sta + -tion と分けないでください。意味のある中心 sta が残らないため、この学習での安全な分解にはなりません。
自分で確かめよう
確認1:decisionの中心となる動詞は何ですか
decideです。-sionによって決めることや決めた結果を表す名詞になります。確認2:discussionが過程だと分かる表現の例は何ですか
lasted for two hoursのように、話し合いが続いた時間を示す表現です。確認3:つづりが変わる語族は何で確かめますか
中心と完成語の意味のつながり、文中での役割、辞書の語源・派生語情報で確かめます。まとめと次の一歩
-tion/-sion から、動作・過程・結果を表す名詞を文脈で読めました。次は同じ種類を作る -ment を、中心となる動詞との語族で読みます。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。