LESSON 01

人・物・ことを表す接尾辞

-tion・-sionから動作・過程・結果を読もう

inform/information, decide/decision, discuss/discussionなどの語族から、-tion/-sionが動作、過程、結果を名詞として表すと読む

-tion・-sionから動作・過程・結果を読もう

このレッスンの役割

前のレッスンまでは、人や物を表す接尾辞を学びました。ここからは、目に見える人や物ではなく、動作・過程・結果を「こと」として表す名詞を読みます。

目標は、-tion/-sion を見たとき中心となる動詞を探し、その動作・進み方・結果のどれに近いかを文脈で判断できることです。

具体例:動詞を「こと」にする

中心となる動詞 名詞 文脈での大まかな意味
act 行動する action 行動、行ったこと
inform 知らせる information 知らされた内容・情報
decide 決める decision 決めること・決めた結果
discuss 話し合う discussion 話し合うこと・話し合い

-tion/-sion は、動詞の内容を名詞として文の中に置ける形にします。ただし、日本語をいつも「〜すること」に固定するわけではありません。

We discussed the plan and made a final decision.

discussed は動作を表す動詞です。decisionmade の目的語で、「最終的に決めたこと・結論」を表す名詞です。

動作か結果かを文脈で選ぶ

The discussion lasted for two hours.

lasted for two hours なので、discussion は話し合っている過程を指します。

Our discussion led to a new idea.

こちらは話し合い全体が新しい考えにつながった場面です。接尾辞は名詞の種類を示し、細かな意味は周りの動詞が支えます。

つづりが変わっても意味をたどる

decide → decision のように、中心のつづりがそのまま残らない場合があります。見た目だけで別の語とせず、意味と使われる場面を比べて語族を確かめます。自分で名詞形を作る練習より、まず読んで語族に気づくことを優先します。

よくある間違い

-tion/-sion を見たら必ず「動作」と決めることです。decision は決めている途中より、決まった内容・結果を指すことがあります。完成語の前後にある動詞や説明を読みます。

また、station を機械的に sta + -tion と分けないでください。意味のある中心 sta が残らないため、この学習での安全な分解にはなりません。

自分で確かめよう

確認1:decisionの中心となる動詞は何ですかdecideです。-sionによって決めることや決めた結果を表す名詞になります。
確認2:discussionが過程だと分かる表現の例は何ですかlasted for two hoursのように、話し合いが続いた時間を示す表現です。
確認3:つづりが変わる語族は何で確かめますか中心と完成語の意味のつながり、文中での役割、辞書の語源・派生語情報で確かめます。

まとめと次の一歩

-tion/-sion から、動作・過程・結果を表す名詞を文脈で読めました。次は同じ種類を作る -ment を、中心となる動詞との語族で読みます。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。