LESSON 01

辞書の見出し語を見つけよう

文中の形と辞書の見出し語の違いを知ろう

文中では語尾が変わっても、英和辞典では多くの場合、名詞は単数形、動詞は原形、形容詞は原級を見出し語として探すと説明する

文中の形と辞書の見出し語の違いを知ろう

このレッスンの役割と目標

前のセクションでは、複合語を一つのまとまりとして見抜きました。ここからは、見つけた語を辞書で調べる段階です。このレッスンでは、文中の形と辞書の見出し語が同じとは限らない理由を理解します。

目標は、bookswentlarger を見て、辞書で探す基本の形をそれぞれ考えられることです。今回は語義を選びません。まず入口となる見出し語を見つけます。

今日の問い:wentが見つからないのはなぜ

紙の辞書で went を探しても、詳しい意味が載っていないことがあります。ところが go には「行く」という説明と、過去形が went だという情報があります。

辞書は、同じ語のさまざまな形を一か所にまとめるため、基本となる形を見出し語にします。英和辞典では多くの場合、次の形が入口です。

文中の形 見出し語の基本
名詞の複数形 単数形 books → book
動詞の変化形 原形 went → go
形容詞の比較形 原級 larger → large

デジタル辞書は went から go へ案内してくれることがあります。それでも、最終的にどの見出し語を見ているか確認する習慣が必要です。

図で検索の流れをつかもう

文中の形から見出し語へ進む流れ 文中の形を観察し、語の種類と変化を考え、辞書の見出し語候補へ進む三段階 文中の形 went 変化を考える 動詞の過去形 見出し語候補 go

大切なのは、語尾を機械的に削ることではありません。文の中で名詞・動詞・形容詞のどれらしいかを見て、どんな変化かを考えてから戻します。

具体例で理由をたどろう

The children went to a larger park. を調べます。

  1. children は「子どもたち」で複数を表す名詞です。単数形 child を候補にします。
  2. went は動作を表し、文の時を過去にしています。不規則動詞 go の過去形です。
  3. larger は二つを比べる形です。原級 large を候補にします。

見出し語候補は child / go / large です。どの日本語訳が合うかは、次のセクションで品詞と文脈を使って選びます。

よくある間違い

「見出し語とは日本語訳のこと」と考える間違いがあります。見出し語は、辞書の項目の先頭に置かれた英語の基本形です。日本語訳は、その項目の中に複数載ることがあります。

また、検索欄に文中の形を入れて結果が出たから終わり、としないでください。画面がどの基本形へ案内したかを見ると、語の変化も一緒に学べます。

自分で確かめよう

確認1:dogsの見出し語候補は何ですか`dog`です。名詞の複数形から単数形へ戻します。
確認2:studiedは末尾のedだけを消してstudiでよいですかいいえ。動詞のつづりの変化を戻し、`study`を候補にします。
確認3:bestは必ずgoodだけを探せばよいですかいいえ。`good`や`well`などの候補があり、文での役割も確認します。

まとめと次の一歩

文中の形を観察し、語の種類と変化から辞書の見出し語候補を作る流れを理解しました。次は名詞に絞り、規則的・不規則な複数形から単数形へ戻します。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。