品詞・文型・文脈から語義を確定しよう
このレッスンの役割と目標
前のレッスンで見出し語を確定しました。今回は辞書項目の中から、本文に合う品詞と語義を選びます。
目標は、品詞→用法・文型→文脈→例文の順に、二つ以上の証拠を重ねることです。
証拠の順序
| 証拠 | 確認例 |
|---|---|
| 語順 | 名詞・動詞・形容詞・副詞のどれか |
| 用法 | 可算・不可算、自動詞・他動詞 |
| 文型 | 目的語・前置詞・補語 |
| 文脈 | 言い換え・対比・因果・話題 |
| 例文 | 同じ品詞・語義・型か |
最初の日本語訳より、この順序を優先します。
具体例:holdの語義を選ぼう
The new hall can hold 800 people, so large events are possible.
canの後ろで動詞原形。800 peopleを目的語に取る。- 主語 hall と
large eventsの文脈。 - 辞書の「収容する」に当たる語義と同じ型の例文を確認する。
「手に持つ」という最初に覚えた訳ではなく、「800人を収容できる」を選びます。
候補を本文へ戻す
選んだ意味を入れ、因果が通るか確認します。ホールが800人を収容できるから大きな行事が可能、という関係が成立します。
品詞が違う例文や、別の目的語を取る語義を根拠にしません。
よくある間違い
語義番号1を必ず選ぶ誤りがあります。番号の並びは辞書によって異なります。
また、文脈だけで意味を推測し、辞書の品詞・文型と照合しないと、似た意味を選ぶ危険があります。
自分で確かめよう
確認1:語義選択で最初に何を確認しますか
文中の品詞を確認します。確認2:hold 800 peopleのholdは何が有力ですか
ホールが人を「収容する」という語義です。確認3:選んだ語義をどう検査しますか
本文へ戻し、文型と前後の論理が通るか確認します。まとめと次の一歩
品詞・文型・文脈・例文から語義を確定できました。次は調査目的に応じ、対応する音声・音節・強勢を確認します。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。