根拠付きの意味予想を一文で作ろう
このレッスンの役割
これまでに、語の形、文中での役割、周りの語という手がかりを別々に使いました。ここではそれらを二つ以上組み合わせ、他の人にも確かめられる予想を作ります。
目標は、「根拠は○○と△△。したがって、この文では□□に近い意味だと予想する」と一文で説明できることです。
具体例:手がかりを三角形に組み立てよう
This bottle is reusable, so wash it and use it again.
reusable が未知語だとします。
| 手がかり | 拾えること |
|---|---|
| 語の形 | use という知っている部分がある |
| 文での役割 | isの後ろでthis bottleの性質を説明する |
| 周りの語 | wash it and use it again とある |
これらから、次の予想を作れます。
reusableは、useを含む性質の語で、後ろに「洗ってまた使う」とある。したがって、この文では「もう一度使える」という性質に近いと予想する。
これなら、答えが偶然合ったのか、根拠から読めたのかを区別できます。
予想の強さも表そう
根拠が二つ以上同じ方向を指しているときは「可能性が高い」と言えます。一つしかない、または根拠同士がぶつかるときは「まだ保留」です。
| 信頼度 | 状態 |
|---|---|
| 高い | 語の形・役割・文脈の二つ以上が同じ方向 |
| 中くらい | 根拠はあるが、大まかな意味までしか言えない |
| 低い | 根拠が一つだけ、または矛盾する |
おすすめの学び方
未知語の横に日本語一語だけを書かず、「形:」「役割:」「文脈:」の三行を作ります。そのうち二行以上を使って予想文を書きましょう。
よくある間違い
予想文の最後だけが合っていても、根拠を説明できなければ再現できる力にはなっていません。「なぜそう考えたか」を必ず残します。
自分で確かめよう
確認1:reusableの中で、知っている部分の候補は何ですか
useです。確認2:この文で予想を強くする文脈の根拠は何ですか
wash it and use it againです。確認3:根拠が一つで信頼度が低いとき、「正解」と断定しますか
断定しません。保留して他の手がかりを探します。まとめと次の一歩
二つ以上の手がかりを使い、根拠付きの意味予想を言語化できました。次は、予想の強さと読む目的を合わせ、推測のまま進むか、保留するか、辞書で確かめるかを選びます。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。