LESSON 01

知らない語にも手がかりがある

根拠付きの意味予想を一文で作ろう

語の形、文での役割、周囲の語のうち二つ以上を根拠にし、幅のある意味予想を言語化する

根拠付きの意味予想を一文で作ろう

このレッスンの役割

これまでに、語の形、文中での役割、周りの語という手がかりを別々に使いました。ここではそれらを二つ以上組み合わせ、他の人にも確かめられる予想を作ります。

目標は、「根拠は○○と△△。したがって、この文では□□に近い意味だと予想する」と一文で説明できることです。

具体例:手がかりを三角形に組み立てよう

This bottle is reusable, so wash it and use it again.

reusable が未知語だとします。

手がかり 拾えること
語の形 use という知っている部分がある
文での役割 isの後ろでthis bottleの性質を説明する
周りの語 wash it and use it again とある

これらから、次の予想を作れます。

reusableは、useを含む性質の語で、後ろに「洗ってまた使う」とある。したがって、この文では「もう一度使える」という性質に近いと予想する。

これなら、答えが偶然合ったのか、根拠から読めたのかを区別できます。

予想の強さも表そう

根拠が二つ以上同じ方向を指しているときは「可能性が高い」と言えます。一つしかない、または根拠同士がぶつかるときは「まだ保留」です。

信頼度 状態
高い 語の形・役割・文脈の二つ以上が同じ方向
中くらい 根拠はあるが、大まかな意味までしか言えない
低い 根拠が一つだけ、または矛盾する

おすすめの学び方

未知語の横に日本語一語だけを書かず、「形:」「役割:」「文脈:」の三行を作ります。そのうち二行以上を使って予想文を書きましょう。

よくある間違い

予想文の最後だけが合っていても、根拠を説明できなければ再現できる力にはなっていません。「なぜそう考えたか」を必ず残します。

自分で確かめよう

確認1:reusableの中で、知っている部分の候補は何ですかuseです。
確認2:この文で予想を強くする文脈の根拠は何ですかwash it and use it againです。
確認3:根拠が一つで信頼度が低いとき、「正解」と断定しますか断定しません。保留して他の手がかりを探します。

まとめと次の一歩

二つ以上の手がかりを使い、根拠付きの意味予想を言語化できました。次は、予想の強さと読む目的を合わせ、推測のまま進むか、保留するか、辞書で確かめるかを選びます。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。