LESSON 01

発音・アクセント情報を読もう

品詞・地域で異なる発音表示を比べよう

recordなど一部の名詞・動詞で強勢が異なる例と、英米など複数の発音表示を辞書のラベルと音声で比較する

品詞・地域で異なる発音表示を比べよう

このレッスンの役割と目標

前のレッスンで第一・第二強勢を読みました。今回は、同じつづりでも品詞で強勢が変わる例と、地域により音が異なる例を辞書ラベルから比較します。

目標は、一つの発音だけを絶対の正解とせず、本文の品詞と辞書の地域表示に合う音声を選べることです。

品詞で強勢が変わる例

一部の二音節語では、名詞と動詞で強勢位置が異なります。

品詞と意味の例 強勢の傾向例
record 名詞「記録」 前の音節が中心
record 動詞「記録する」 後ろの音節が中心
present 名詞・形容詞の用法 前の音節が中心の例
present 動詞「提示する」 後ろの音節が中心の例

すべての同形語に当てはまる規則ではありません。辞書で品詞ごとの発音表示と音声を確認します。

具体例:recordを文から選ぼう

I kept a record of the game.

a の後ろで名詞です。名詞欄の発音と強勢を選びます。

Please record the game.

命令文の先頭で動詞です。動詞欄の発音と強勢を選びます。意味だけでなく、前のセクションで学んだ品詞判断が発音選択にもつながります。

地域差の表示を読もう

辞書には米、英、AmE、BrEなどのラベルと複数音声が載ることがあります。母音や /r/ の現れ方などが異なる場合があります。

どちらかを「正しい」、もう一方を「誤り」としません。聞き取りでは両方の存在を知り、自分が練習するときは教科書・学校・使用辞書など一つのモデルを中心に一貫させます。

よくある間違い

同じつづりなら品詞が違っても発音が必ず同じ、と決める誤りがあります。まず本文の品詞を選び、その欄の発音を見ます。

また、地域差を発音ミスとして扱わないでください。辞書のラベルで認められた変異か、単なる読み違いかを区別します。

自分で確かめよう

確認1:recordの発音を選ぶ前に何を見ますか本文で名詞か動詞かを判断し、対応する辞書欄を見ます。
確認2:米英で音が違えば片方は誤りですかいいえ。辞書に地域変異として示されていれば、どちらも認められた発音です。
確認3:自分の練習ではどう選びますか教科書や学校、辞書など一つのモデルを中心に一貫して練習します。

まとめと次の一歩

品詞と地域ラベルから複数の発音表示を区別できました。次は音声・記号・音節・強勢・変異をまとめ、未知語の音を根拠付きで説明します。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。