比較級・最上級から形容詞の原級へ戻ろう
このレッスンの役割と目標
ここまでは名詞と動詞の形を戻しました。今回は、物や人の性質を比べる形容詞の比較級・最上級から、辞書の見出し語となる原級を探します。
目標は、taller / largest / happier / best を見て、規則的なつづりの復元と不規則な候補の確認を使い分けることです。
規則的な比較形を戻そう
| 比較形 | 戻す操作 | 原級 |
|---|---|---|
| taller | erを外す |
tall |
| fastest | estを外す |
fast |
| larger | rを外してeを残す |
large |
| happiest | iestをyへ戻す |
happy |
| bigger | 重なったgを一つにする |
big |
large → larger では、もともと e で終わるので r だけが加わっています。happiest → happy では i を y へ戻します。動詞の変化と同じく、元のつづりまで考えます。
more・mostと不規則変化を見分けよう
more beautiful の見出し語は beautiful です。more は比較を作る別の語なので、beautiful 自体のつづりは変わりません。
一方、次は不規則です。
| 文中の形 | 原級候補 | 注意 |
|---|---|---|
| better / best | good または well | 形容詞か副詞かを文脈で確認 |
| worse / worst | bad または badly | 文での役割を確認 |
| less / least | little | 数量・程度など語義は後で選ぶ |
ここでは候補を作るところまでです。一つに決めにくければ、次のセクションで品詞と語義を選びます。
例題:文中の役割から候補を作ろう
This park is larger than that one.
is の後ろで park の性質を説明し、than と比べています。larger → large を見出し語候補にします。
Mai sings better than I do.
better は sings の様子を説明しています。形容詞 good ではなく、副詞 well の比較級である可能性が高いと考えます。ただし最終確認は辞書の品詞と例文で行います。
よくある間違い
happier から er だけを外して happi とする間違いがあります。比較形を作ったときの y → i を逆向きに戻します。
また best を見たら必ず good と決めるのも危険です。do my best の best のように、語そのものが名詞的に使われる場合もあります。形と位置の両方を確認します。
自分で確かめよう
確認1:easierの原級は何ですか
`easy`です。`ier`を`y`へ戻します。確認2:hotterの原級は何ですか
`hot`です。`er`を外し、重なった`t`を一つにします。確認3:more importantでは何を見出し語として探しますか
`important`を探します。`more`は比較を作る別の語です。まとめと次の一歩
比較形のつづりを原級へ戻し、不規則形では文の役割から候補を保留できました。次は接頭辞・接尾辞のある派生語を、語全体から安全な順で調べます。
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