LESSON 01

発音・アクセント情報を読もう

辞書音声を聞く前・途中・後の三段階で使おう

つづりから予想、音声で音節と強勢を観察、記号と照合、短くまねるという辞書音声の使い方を実行する

辞書音声を聞く前・途中・後の三段階で使おう

このレッスンの役割と目標

前のレッスンで、辞書音声と記号を往復すると学びました。今回は音声をただ繰り返すのではなく、聞く前・途中・後に一つずつ仕事を与えます。

目標は、予想→観察→照合→再現の順で辞書音声を使えることです。

三段階の聞き方

段階 すること 問い
聞く前 つづりと記号から一つ予想 音節はいくつか
聞いている途中 観察点を一つに絞る どこを強く読むか
聞いた後 記号と照合し短くまねる 予想と何が違ったか

一度に母音、子音、音節、強勢を全部聞こうとすると、どれも曖昧になります。一回の再生につき一つの問いを持ちます。

具体例:importantを聞こう

  1. 聞く前に、辞書の音節区切りと強勢記号を見る。
  2. 一回目は音節数だけを数える。
  3. 二回目はもっとも強く明瞭な音節を探す。
  4. 三回目は弱い母音に注目する。
  5. 音節ごとに短くまね、最後に語全体を言う。

音声に速度変更があれば、最初だけ遅くしてもよいでしょう。ただし最後は通常速度でも聞き、遅い音だけを覚えないようにします。

自分の声を確認する方法

辞書音声の直後に一度だけまね、スマートフォンなどで短く録音できる場合は比較します。うまさを採点するのではなく、今日の観察点だけを確認します。

たとえば「第一強勢の位置が合ったか」「最後の子音を落としていないか」の一つです。改善点を一つ決めて再録音すると、変化が分かります。

よくある間違い

音声を十回流せば自然に身につくと考える誤りがあります。問いを持たない再生は背景音になりやすく、どこが違うか分かりません。

また、最初から語全体を完璧にまねようとすると負荷が高すぎます。音節、強勢、対象の音の順に分けます。

自分で確かめよう

確認1:音声を聞く前に何を一つ決めますか音節数や強勢位置など、今回観察する問いを一つ決めます。
確認2:何度も聞くだけでよいですかいいえ。予想し、一つを観察し、記号と照合して短く再現します。
確認3:録音では何を確認しますか今日の観察点を一つだけ確認し、次の再現で直します。

まとめと次の一歩

辞書音声を予想・観察・照合・再現の流れで使えました。次は発音記号がつづりではなく、音の地図であることを理解します。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。