LESSON 01

例文から使い方を学ぼう

辞書例文は意味と使い方を結ぶ小さな模型だと知ろう

辞書例文が品詞・語義・語順・語形・場面を一つに結ぶ小さな模型だと説明する

辞書例文は意味と使い方を結ぶ小さな模型だと知ろう

このレッスンの役割と目標

前のセクションでは、辞書の音声と発音表示を使いました。今回は例文へ進みます。例文は日本語訳を確認するだけでなく、調べた語が文の中でどう働くかを見せる小さな模型です。

目標は、例文から品詞・語義・語順・語形・場面の五つを観察できると説明することです。

一つの例文から五つを見る

She gave me useful advice.

観察点 読み取れること
品詞 adviceは名詞
語義 この文では「助言」
語順 give + 人 + advice
語形 adviceに複数のsがない
場面 人が別の人へ助言する

和訳「彼女は私に役立つ助言をくれた」だけを覚えると、別の人・別の場面へ使えません。五つに分ければ、何を残し何を替えられるか分かります。

具体例:意味だけでは足りない

advice = 助言 と覚えても、an adviceadvices と書くかは分かりません。例文と辞書の不可算表示を合わせると、some advicea piece of advice などの形が見えてきます。

ただし、一緒に使う語を詳しく集めるのは次のセクションです。ここでは、例文の中で調べた語がどの位置・形にあるかを確実に読みます。

おすすめの学び方

例文を一度和訳したら、英文へ戻り、調べた語へ印を付けます。次に主語・動詞・目的語など骨組みを分け、語形と小さな語を観察します。

最後に「この例文が教えた使い方」を日本語一文で説明します。例文全体の丸暗記より、別の文へ移しやすくなります。

よくある間違い

例文を日本語にできたら理解した、と考える誤りがあります。訳せても、調べた語が名詞か動詞か、どの形で使うかを説明できなければ、発信にはつながりません。

反対に例文を一字一句暗記しても、どこを替えられるか分からなければ応用できません。例文は分解して使います。

自分で確かめよう

確認1:例文から和訳以外に何を見ますか品詞、語義、語順、語形、使われる場面を見ます。
確認2:例文全体を丸暗記すれば十分ですかいいえ。固定する骨組みと替えられる部分を分ける必要があります。
確認3:adviceの例文で語形も見る理由は何ですか見出し語の意味だけでは、不可算用法や文中での形が分からないからです。

まとめと次の一歩

辞書例文を意味と使い方を結ぶ模型として、五つの観察点へ分けられました。次は本文で選んだ品詞・語義と同じ例文だけを選びます。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。