辞書の区切りから音節数を数えよう
このレッスンの役割と目標
前のレッスンで、強勢のない音節に弱い母音が現れると学びました。今回は、その「音節」を数えます。
目標は、つづりの母音字数ではなく、辞書の発音表記・区切り・音声から、一語にいくつの音のまとまりがあるか判断することです。
音節は母音を中心とする音のまとまり
| 語 | 母音字の見え方 | 音節数の例 |
|---|---|---|
| cat | 1 | 1 |
| table | a、e | 2 |
| make | a、e | 1 |
| beautiful | 多数 | 通常3 |
make の最後の e は独立した音節を作りません。table の最後は別の音節として聞こえます。母音字を数えるだけでは一致しません。
辞書によって、中点・ハイフン・発音表記内の区切りなど表示が異なります。凡例と音声を合わせます。
具体例:importantを分けよう
- 辞書の発音表記で母音の中心を探す。
- 区切り表示があれば音節ごとに分ける。
- 音声を聞き、指や手拍子でまとまりを数える。
- 強勢のある音節を別に印付けする。
手拍子は文字の位置ではなく、聞こえる母音のまとまりに合わせます。速い音声で分かりにくければ、音節ごとの再生や遅い速度を一時的に使います。
音節数が役立つ場面
長い語を一息で覚えず、音節ごとに組み立てられます。また、強勢記号は「どの音節が強いか」を示すため、先に音節数が分かると読みやすくなります。
高校入試のアクセント問題でも、文字の何番目ではなく、音節のどこに強勢があるかを考えます。
よくある間違い
英字の母音 a e i o u を数え、そのまま音節数にする誤りがあります。黙字や二重母音、弱い母音があるため一致しないことがあります。
また、辞書のつづり分けと発音上の音節区切りが同じとは限りません。何のための区切りか凡例で確認します。
自分で確かめよう
確認1:makeは母音字が二つあるので二音節ですか
いいえ。通常は一音節で、最後のeは独立して発音されません。確認2:音節数は何で確かめますか
辞書の発音表記・区切り表示・音声を合わせて確かめます。確認3:音節を数えると何に役立ちますか
長い語の分割と、強勢がどの音節にあるかの判断に役立ちます。まとめと次の一歩
文字数ではなく、辞書表示と音声から音節を数えられました。次は第一・第二アクセントの記号を読み、中心となる音節を特定します。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。