LESSON 01

反対・否定を表す語のつくり

反対・否定の接頭辞は中心の向きを変えると知ろう

接頭辞が語の中心の前に付き、性質や状態の反対、存在しないこと、動作を元に戻すことなどの方向を加えると説明する

反対・否定の接頭辞は中心の向きを変えると知ろう

このレッスンの役割

前のセクションでは、接頭辞が語の中心に「再び」「前後」「誤って」などの方向を加えると学びました。ここからは、その中でも反対や否定に関わる接頭辞を整理します。

このレッスンの目標は、接頭辞が中心の意味を消すのではなく、その中心を出発点に意味の向きを変えると説明できることです。

具体例:まず中心を残して考える

happy は「幸せな」、unhappy は「幸せではない・不幸な」です。un- が付いても、考える中心は happy のままです。

接頭辞が中心語の意味の向きを変える図 中央にhappyがあり、un-が付くと反対方向のunhappyへ進む。中心語を先に確認する順序を示す。 中心:happy 幸せな un- unhappy 中心を確認 → 接頭辞の方向を加える → 文脈で確かめる

反対・否定の接頭辞には、主に次の方向があります。

方向 大まかな読み
性質の反対 unhappy happyではない
状態や動作を元に戻す unlock lockされた状態を解く
反対・分離 disagree, disconnect agreeしない、connectを切る
ある分類に属さない nonfiction fictionではないもの

すべてを日本語の「不〜」「非〜」へ機械的に置き換える必要はありません。接頭辞が示すのは、まず大まかな方向です。

読む順番

  1. 接頭辞らしい部分をいったん外す。
  2. 残った中心語が知っている語か確かめる。
  3. 接頭辞がどの方向を加えるか考える。
  4. 文の内容と合うか確かめる。

The road is unsafe at night. なら、中心は safeun- は反対の方向、at night は危険になる場面です。したがって「夜はその道が安全ではない」と読めます。

よくある間違い

接頭辞が付くと中心語の意味がなくなると考えることです。実際には中心語こそ手がかりです。中心を言えないまま接頭辞だけを暗記しても、初見語には使えません。

自分で確かめよう

確認1:unfairの中心語は何ですかfairです。un-が公平という性質を反対方向へ向けます。
確認2:unlockは単に「lockしない」という意味ですかいいえ。lockされた状態を元に戻し、鍵を開ける方向です。
確認3:知らない否定語を見たら最初に何をしますか接頭辞候補を外し、残る中心語を確かめます。

まとめと次の一歩

反対・否定の接頭辞は、中心を消さずに意味の向きを変えます。次は、単語の反対、文の notmis- の「誤って」を区別します。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。