反対・否定の接頭辞は中心の向きを変えると知ろう
このレッスンの役割
前のセクションでは、接頭辞が語の中心に「再び」「前後」「誤って」などの方向を加えると学びました。ここからは、その中でも反対や否定に関わる接頭辞を整理します。
このレッスンの目標は、接頭辞が中心の意味を消すのではなく、その中心を出発点に意味の向きを変えると説明できることです。
具体例:まず中心を残して考える
happy は「幸せな」、unhappy は「幸せではない・不幸な」です。un- が付いても、考える中心は happy のままです。
反対・否定の接頭辞には、主に次の方向があります。
| 方向 | 例 | 大まかな読み |
|---|---|---|
| 性質の反対 | unhappy | happyではない |
| 状態や動作を元に戻す | unlock | lockされた状態を解く |
| 反対・分離 | disagree, disconnect | agreeしない、connectを切る |
| ある分類に属さない | nonfiction | fictionではないもの |
すべてを日本語の「不〜」「非〜」へ機械的に置き換える必要はありません。接頭辞が示すのは、まず大まかな方向です。
読む順番
- 接頭辞らしい部分をいったん外す。
- 残った中心語が知っている語か確かめる。
- 接頭辞がどの方向を加えるか考える。
- 文の内容と合うか確かめる。
The road is unsafe at night. なら、中心は safe、un- は反対の方向、at night は危険になる場面です。したがって「夜はその道が安全ではない」と読めます。
よくある間違い
接頭辞が付くと中心語の意味がなくなると考えることです。実際には中心語こそ手がかりです。中心を言えないまま接頭辞だけを暗記しても、初見語には使えません。
自分で確かめよう
確認1:unfairの中心語は何ですか
fairです。un-が公平という性質を反対方向へ向けます。確認2:unlockは単に「lockしない」という意味ですか
いいえ。lockされた状態を元に戻し、鍵を開ける方向です。確認3:知らない否定語を見たら最初に何をしますか
接頭辞候補を外し、残る中心語を確かめます。まとめと次の一歩
反対・否定の接頭辞は、中心を消さずに意味の向きを変えます。次は、単語の反対、文の not、mis- の「誤って」を区別します。
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