LESSON 01

反対・否定を表す語のつくり

non-から「ない・属さない」を読もう

nonfiction, nonverbal, nonstopなどでnon-が中心のものではない、中心の性質を持たないという分類や不在を示すと読む

non-から「ない・属さない」を読もう

このレッスンの役割

前のレッスンでは、性質を否定する in- / im- / il- / ir- を整理しました。ここでは non- が示す「そのものではない・その性質を持たない」という方向を学びます。

目標は、non- を必ず悪い反対語にせず、分類や不在を表す手がかりとして読めることです。

具体例:反対よりも「外側」を考える

中心 大まかな意味
nonfiction fiction fictionではない作品
nonverbal verbal 言葉を使わない・言葉によらない
nonstop stop 止まることがない
nonmember member 会員ではない人

nonfiction は fictionの悪い反対ではありません。「作り話」という分類の外にある文章や作品です。nonmember も、memberの敵という意味ではなく、会員ではない人です。

Nonmembers must buy a ticket, but members can enter for free.

but の前後で nonmembersmembers が対比されています。non- が会員という分類の外側を示すと分かります。

文脈で日本語を整える

nonstop を形だけで「停止でない」と訳すと不自然です。

The bus goes nonstop from Tokyo to Osaka.

この場面では「東京から大阪まで途中で止まらずに」と読むのが自然です。接頭辞で方向を予想し、最後は文に合う日本語へ整えます。

un-との違いを考える

un- は性質の反対や動作の取り消しに多く使われます。non- は、ある分類に属さないことや、ある性質・行動が存在しないことを比較的中立に示します。ただし、どちらを使うかを自由に選べるわけではなく、実際の単語として覚える必要があります。

よくある間違い

知っている単語すべてに non- を付けて反対語を作ることです。接頭辞の仕組みが分かっても、実際に使われる形かは辞書で確かめます。

自分で確かめよう

確認1:nonfictionはfictionを嫌う作品という意味ですかいいえ。fictionという分類ではない作品を指します。
確認2:nonmemberの中心語は何ですかmemberです。non-が会員という分類に属さないことを示します。
確認3:nonstopを文の中ではどう読みますかstopがないという方向を基に、「止まらずに」「連続で」など文脈に合う形にします。

まとめと次の一歩

non- は、中心の分類に属さないことや、その性質・動作がないことを示します。次は、これまでの否定接頭辞を中心・品詞・文脈と組み合わせ、初見語を読みます。

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