何を知りたいか決めて調査範囲を選ぼう
このレッスンの役割と目標
前のレッスンで未知語調査の全体ルートを見ました。今回は、辞書を開く前に目的を一つに絞ります。
目標は、読解・発音・作文のどれが必要かを決め、読む情報と後回しにする情報を選べることです。
目的と必要情報を対応させよう
| 目的 | 最低限必要な情報 |
|---|---|
| 長文を読む | 見出し語、品詞、文脈に合う語義 |
| 音読・発表 | 上記+音声、音節、強勢 |
| 英作文 | 上記+例文の骨組み、連語、語形、場面 |
| 単語学習 | 語構造、意味、音、短い組、復習日 |
時間内に入試長文を読むとき、全例文や全語義を読む必要はありません。
具体例:読解と作文で調べ方を変える
本文 The town developed a sustainable transport plan. を読むだけなら、sustainable が形容詞で、文脈では「将来も維持できる・持続可能な」に当たることを確認します。
自分の作文で使うなら、発音、sustainable + 名詞 の例、自然な組、冠詞・単複まで追加します。
同じ語でも目的により調査範囲が変わります。
調査メモの先頭に目的を書く
目的:入試長文のこの一文を理解する。
完了条件:品詞と語義を二つの根拠で説明できる。
完了条件があれば、情報を集め続けず次へ進めます。
よくある間違い
辞書項目を上から全部読み、本文へ戻れなくなる誤りがあります。目的と完了条件を先に書きます。
また、読解で選んだ日本語訳だけを、そのまま作文に使うのは危険です。作文には用法確認が追加で必要です。
自分で確かめよう
確認1:長文読解の最低限の情報は何ですか
見出し語、品詞、文脈に合う語義です。確認2:作文では何を追加しますか
例文の骨組み、連語、語形、場面などを確認します。確認3:完了条件を書く理由は何ですか
必要以上に情報を集めず、本文へ戻るためです。まとめと次の一歩
目的と完了条件から調査範囲を選べました。次は活用形・派生語・複合語が混ざる文から見出し語を確定します。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。