LESSON 01

反対・否定を表す語のつくり

単語の反対・文のnot・mis-の誤りを区別しよう

unhappyとnot happy、misunderstandを比べ、単語内の反対・文全体の否定・動作の誤りを意味と範囲から区別する

単語の反対・文のnot・mis-の誤りを区別しよう

このレッスンの役割

前のレッスンで、反対・否定の接頭辞は中心の意味を出発点に方向を変えると学びました。このレッスンでは、似て見える三つの仕組みを分けます。

目標は「単語の性質が反対」「文で否定」「動作を誤る」のどれかを、形と意味の両方から判断できることです。

具体例:三つは否定する範囲が違う

何が変わるか
否定接頭辞 + 中心 unhappy happyという性質が反対側になる
not + 語句 not happy 文の中でhappyだという判断を否定する
mis- + 動作 misunderstand understandしようとしたが誤る

unhappynot happy は近い意味になることがあります。しかし、unhappy は一語の形容詞です。not happy は文法上の not が後ろの happy を否定しています。

一方、misunderstand は「理解しない」ではありません。「理解した内容が間違っている」です。

I did not understand the question.

これは「問題を理解できなかった」です。

I misunderstood the question.

こちらは「問題の意味を取り違えた」です。何かを理解したつもりでも、その理解が誤っています。

判断の二問

迷ったら次の順に考えます。

  1. not が単語の外にあるか。あれば、文法による否定をまず考える。
  2. mis- の後ろが動作なら、その動作を「誤って」行った可能性を考える。

The answer is not correct. は、答えが正しいという判断を文で否定しています。The answer is incorrect. は、correct に否定接頭辞が付いた一語です。大まかな内容は近くても、形の説明は同じではありません。

よくある間違い

mis- をすべて「〜ではない」と訳すことです。misread は「読まない」ではなく「読み間違える」、misspell は「つづらない」ではなく「つづりを間違える」です。

自分で確かめよう

確認1:not usefulはどの仕組みですかnotがusefulという判断を否定する、文法による否定です。
確認2:misuseは「使わない」ですかいいえ。useを誤った方法・目的で行う「誤用する」です。
確認3:unfairとnot fairの形の違いは何ですかunfairは接頭辞を含む一語、not fairはnotが後ろの形容詞を否定する語句です。

まとめと次の一歩

単語の反対、文の not、動作の誤りを区別できました。次は un- が性質や状態を反対方向へ変える場合を詳しく読みます。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。