mis-から「誤って」の方向を読もう
このレッスンの役割
前のレッスンでは、over-とunder-が動作の程度を調整する例を見ました。今回はmis-が中心の動作に「誤った方向で」という情報を加えることを学びます。
目標は、mis-を否定の「しない」と混同せず、中心の動作自体は行われたが、理解・読み・つづり・使い方などが誤っていると説明できることです。
具体例:misreadは「読まない」ではない
I misread 15 as 50 and arrived at the wrong time.
| 部分 | 意味の方向 |
|---|---|
| read | 読む動作 |
| mis- | 誤った方向で |
| 15 as 50 | 実際に読んだが、数字を読み違えた根拠 |
misread では読む動作が行われています。ただし、読み取った内容が誤っています。ここがmis-とnotの違いです。
中心語ごとに「何を誤ったか」を言おう
| 完成語 | 中心 | 誤りの内容 |
|---|---|---|
| misunderstand | understand | 理解の仕方が誤る |
| misspell | spell | つづり方を誤る |
| misuse | use | 使い方を誤る |
完成語の意味を思い出すときは「mis-は誤り」で終わらず、「中心の何が誤ったか」を一文で説明します。
おすすめの学び方
mis-の学習では、正しい動作と誤った動作を対にします。read 15 correctly / misread 15 as 50 のように対照すると、「動作はあるが結果が誤る」ことを記憶しやすくなります。
よくある間違い
mis-を「しない」として読まないでください。misunderstand は何も理解しようとしないことではなく、理解した内容が意図とずれたことです。
自分で確かめよう
確認1:misspellでは何を誤りますか
語のつづり方を誤ります。確認2:misreadは「読まない」という意味ですか
違います。実際に読んだが、読み取り方が誤ったことです。確認3:She misused the tool and broke it.で、mis-の方向を支える結果は何ですか
道具が壊れたことです。使い方を誤ったと読めます。まとめと次の一歩
mis-は中心の動作を否定せず、その動作が誤った方向で行われたことを示します。次はinter-とsub-を使い、物や人の間・下という関係を読みます。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。