LESSON 01

知らない語にも手がかりがある

知らない語を見てもすぐに止まらない読み方を知ろう

未知語に出会ったときに、前後を読む、手がかりを集める、推測・保留・辞書確認を選ぶという手順を説明する

知らない語を見てもすぐに止まらない読み方を知ろう

このレッスンの役割

このセクションは、知らない英単語に出会ったときの「考え方の型」を作る場所です。ここでは、まだ接頭辞や辞書の細かい知識を覚えません。

目標は、未知語で止まらず、前後を読んで手がかりを集め、「推測」「保留」「辞書で確認」のどれかを選べることです。

具体例:未知語に出会ったら三段階で考えよう

次の文の shelter を知らないとします。

The sky became dark. The hikers found a shelter and went inside it before the storm.

最初に shelter = ○○ と一語の日本語へ無理に変える必要はありません。次の順で読みます。

  1. 前後まで読む。
  2. 形・位置・周りの語から手がかりを集める。
  3. 今の目的に合わせて、推測、保留、辞書確認を選ぶ。

a の後ろなので、ある「もの・場所」らしいと分かります。went inside it から「中に入れる場所」、before the storm から「嵐を避けられるような場所」としぼれます。この段階では「天候から身を守れる場所」と読めれば十分です。

「分からない」を小さくしよう

未知語を見て「全部分からない」と考えると、思考が止まります。代わりに次の三つを分けます。

確定できること 予想できること まだ不明なこと
aの後ろで名詞らしい 中に入れる場所 正確な辞書の訳語

「分かった範囲」を広げることが、未知語を読む力です。

おすすめの学び方

本文に未知語があっても、まずその文の終わりか次の文まで読みます。その後で「分かったことを二つ」声に出します。最初から辞書訳を見るより、どの手がかりを使えたかを記憶できます。

よくある間違い

推測は「適当に日本語を当てること」ではありません。根拠のない勘は推測ではなく、偶然の正解しか生みません。

自分で確かめよう

確認1:未知語を見た直後にすることは何ですかその語だけで止まらず、前後まで読みます。
確認2:推測と勘の違いは何ですか推測には、語の形、文での位置、周りの語などの根拠があります。
確認3:shelterについて、まだ不明なことは何ですか正確な辞書上の訳語などです。

まとめと次の一歩

未知語に出会ったら、前後を読み、手がかりを集め、次の行動を選びます。次は、手がかりを「語の内側」と「語の外側」へ整理します。

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