見つからないときの検索手順を診断しよう
このレッスンの役割と目標
ここまで、名詞・動詞・形容詞・派生語・複合語の見出し語を探しました。今回は、新しい規則を増やすのではなく、検索が失敗したときにどこへ戻るかを整理します。
目標は、「辞書にない」とすぐ諦めず、止まった段階を一つ特定して、次の検索を選べることです。
六段階の検索ルート
| 段階 | すること | 例 |
|---|---|---|
| 1 | 語全体を正確につづって探す | carefully |
| 2 | 文での役割を見る | sawは名詞か動詞か |
| 3 | 活用・比較の基本形へ戻す | written → write |
| 4 | 一語・二語・ハイフンを試す | bus stop |
| 5 | 接辞・中心語・構成語を手がかりにする | development → develop |
| 6 | 別の辞書・例文・前後の文で確かめる | 候補を比較する |
一度に三つも四つも変えると、何が効いたか分かりません。一段ずつ進み、見つかった見出し語と文中の形が辞書内で結ばれているか確認します。
具体例:carriedが見つからない
The students carried heavy bags.
検索欄へ caried と入力して見つからなかったとします。
- 段階1で、本文のつづりは
carriedだと確認します。 studentsの後ろで動作を表すので、動詞です。- 規則的な過去形と考え、
ied → yを戻してcarryを探します。 - 辞書の変化欄に
carriedがあることを照合します。
最初の問題は入力ミス、次に必要なのは動詞の基本形への復元でした。「意味を想像する」段階へ飛ばなくてよいと分かります。
別の例:icecreamが見つからない
本文が ice cream なら、つづりだけでなく空白も情報です。段階1で本文どおり ice cream を探します。それでも見つからない場合は、ハイフンや一語表記を試し、cream の項目の複合語も見ます。
翻訳サイトの最初の結果だけで決めず、辞書の見出し・品詞・例文までたどります。
よくある間違い
一回検索して出ないと「難しい単語だから推測するしかない」と考える間違いがあります。多くは、入力、語形、空白、見出し語候補のどこかで止まっています。
反対に、候補を次々変えすぎるのも問題です。何を変えたか一つずつ記録すると、弱点が「つづり」「活用」「複合語」のどこか分かります。
自分で確かめよう
確認1:studiesをそのまま探して見つからないとき次に何をしますか
文で動詞だと確認し、`ies`を`y`へ戻して`study`を探します。確認2:well knownが見つからないとき意味を推測して終えてよいですか
いいえ。`well-known`など表記違い、中心語の項目、別の辞書を確認します。確認3:検索候補を一度に多く変えない理由は何ですか
どの判断が正しく、どこで止まったか診断できなくなるからです。まとめと次の一歩
検索失敗を六段階に分け、次に試す一手を選べました。次は複数の種類が混ざった入試基礎文で、見出し語候補と根拠を説明します。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。