LESSON 01

人・物・ことを表す接尾辞

-ness・-ityから性質や状態を名詞として読もう

kind/kindness, dark/darkness, safe/safety, possible/possibilityなどで-ness/-ityが性質や状態を名詞として扱える形にすることを読む

-ness・-ityから性質や状態を名詞として読もう

このレッスンの役割

前の二つのレッスンでは、動詞から動作・過程・結果を表す名詞を読みました。このレッスンでは、形容詞が示す性質や状態を「こと」として扱える名詞へ変える接尾辞を学びます。

目標は、-ness/-ity を外して中心となる形容詞を見つけ、その性質や状態を表す名詞だと判断できることです。

具体例:性質を名前にする

中心となる形容詞 名詞 大まかな読み
kind 親切な kindness 親切さ
dark 暗い darkness 暗さ・暗い状態
safe 安全な safety 安全・安全な状態
possible 可能な possibility 可能性

kind は人や行動の様子を説明する形容詞です。kindness は、その性質そのものを話題にできる名詞です。

Her kindness made the new student feel welcome.

Her の後ろで made の主語になっているため、kindness は「彼女が親切であること・親切な行動」を一つの名詞として表しています。

-nessと-ityは同じ語へ自由に選べない

どちらも性質・状態を名詞にする働きがありますが、好きな方を付けるわけではありません。

  • kind → kindness
  • safe → safety
  • possible → possibility

safe → safetypossible → possibility ではつづりも変わります。中心の意味が残ることを確かめ、よく出る語族をペアで覚えます。

目に見えない名詞を文の位置で見つける

性質や状態は手で触れませんが、文法上は名詞です。

Safety is our first priority.

Safetyis の主語です。「安全な」という説明ではなく、「安全という状態・考え」を話題にしています。

よくある間違い

名詞は人や物だけだと考えることです。kindnesssafetypossibility のように、性質・状態・考えも名詞として文の主語や目的語になります。

また、つづりが大きく変わると別の語だと決めないでください。意味と文脈がつながるかを語族で確認します。

自分で確かめよう

確認1:kindnessの中心となる形容詞は何ですかkindです。-nessが親切という性質を名詞として扱える形にします。
確認2:safetyが名詞だと分かる文の位置は何ですかSafety is ... のように主語になったり、the safety of ... のように冠詞の後ろに置かれたりします。
確認3:possibleからpossibilityへのつながりを何で確かめますか可能という共通の意味、文中での形容詞と名詞の役割、辞書の語族情報で確かめます。

まとめと次の一歩

-ness/-ity から、性質や状態を表す名詞を読めました。次はすべての接尾辞を混ぜ、中心・接尾辞・文の位置から名詞の種類を診断します。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。