-ness・-ityから性質や状態を名詞として読もう
このレッスンの役割
前の二つのレッスンでは、動詞から動作・過程・結果を表す名詞を読みました。このレッスンでは、形容詞が示す性質や状態を「こと」として扱える名詞へ変える接尾辞を学びます。
目標は、-ness/-ity を外して中心となる形容詞を見つけ、その性質や状態を表す名詞だと判断できることです。
具体例:性質を名前にする
| 中心となる形容詞 | 名詞 | 大まかな読み |
|---|---|---|
| kind 親切な | kindness | 親切さ |
| dark 暗い | darkness | 暗さ・暗い状態 |
| safe 安全な | safety | 安全・安全な状態 |
| possible 可能な | possibility | 可能性 |
kind は人や行動の様子を説明する形容詞です。kindness は、その性質そのものを話題にできる名詞です。
Her kindness made the new student feel welcome.
Her の後ろで made の主語になっているため、kindness は「彼女が親切であること・親切な行動」を一つの名詞として表しています。
-nessと-ityは同じ語へ自由に選べない
どちらも性質・状態を名詞にする働きがありますが、好きな方を付けるわけではありません。
- kind → kindness
- safe → safety
- possible → possibility
safe → safety や possible → possibility ではつづりも変わります。中心の意味が残ることを確かめ、よく出る語族をペアで覚えます。
目に見えない名詞を文の位置で見つける
性質や状態は手で触れませんが、文法上は名詞です。
Safety is our first priority.
Safety は is の主語です。「安全な」という説明ではなく、「安全という状態・考え」を話題にしています。
よくある間違い
名詞は人や物だけだと考えることです。kindness、safety、possibility のように、性質・状態・考えも名詞として文の主語や目的語になります。
また、つづりが大きく変わると別の語だと決めないでください。意味と文脈がつながるかを語族で確認します。
自分で確かめよう
確認1:kindnessの中心となる形容詞は何ですか
kindです。-nessが親切という性質を名詞として扱える形にします。確認2:safetyが名詞だと分かる文の位置は何ですか
Safety is ... のように主語になったり、the safety of ... のように冠詞の後ろに置かれたりします。確認3:possibleからpossibilityへのつながりを何で確かめますか
可能という共通の意味、文中での形容詞と名詞の役割、辞書の語族情報で確かめます。まとめと次の一歩
-ness/-ity から、性質や状態を表す名詞を読めました。次はすべての接尾辞を混ぜ、中心・接尾辞・文の位置から名詞の種類を診断します。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。