語族と文の位置で形容詞接尾辞の境界を確かめよう
このレッスンの役割
前のレッスンで、形容詞接尾辞は中心の意味を性質へ変えると学びました。このレッスンでは、語尾の見た目だけで誤って分けないための根拠をそろえます。
目標は、中心との語族、接尾辞が加える方向、文中で説明している相手という三点から、境界と形容詞の働きを確かめられることです。
具体例:形と位置を同時に見る
We followed a careful guide because the mountain path was dangerous.
| 語 | 語族 | 文中の位置 | 説明する相手 |
|---|---|---|---|
| careful | care + -ful | guideの前 | guideの注意深さ |
| dangerous | danger + -ous | wasの後ろ | pathの危険な性質 |
care と careful、danger と dangerous は意味がつながります。さらに、完成語が名詞の前または be 動詞の後ろで性質を説明しています。
境界確認の三問
- 接尾辞候補を外すと意味のある中心が残るか。
- 中心の意味から完成語の性質を説明できるか。
- 完成語が文中で名詞を説明しているか。
三問がそろえば、形だけより強い判断になります。二問目や三問目が合わなければ、分解を保留します。
名詞と形容詞を語族で比べる
| 名詞 | 形容詞 | 文での違い |
|---|---|---|
| danger | dangerous | dangerはもの・こと、dangerousは性質 |
| care | careful | careは注意、carefulは注意深い性質 |
| use | useful | useは使用、usefulは役立つ性質 |
This tool has many uses. It is useful.
uses は has の目的語になる名詞、useful は is の後ろで toolを説明する形容詞です。
よくある間違い
語尾が一致すれば接尾辞だと決めることです。full を f + -ull のようには分けませんし、busy の -y も、この段階で意味のある中心 bus から「特徴」を作るとは説明できません。
また、意味だけで品詞を決めないことも大切です。文中の位置と、どの名詞を説明するかを必ず確かめます。
自分で確かめよう
確認1:dangerousの境界をどう説明しますか
dangerという意味のある中心が残り、-ousが危険という特徴をもつ形容詞を作り、文中で名詞の性質を説明します。確認2:useとusefulの文中の働きはどう違いますか
useはもの・ことを表す名詞や動作を表す動詞になり、usefulは人や物の性質を説明する形容詞です。確認3:中心が残らない語はどうしますか
語尾だけで分けず、接尾辞分析を保留します。まとめと次の一歩
語族・意味の方向・文中位置から境界を確かめられました。次は -ful が中心の性質を十分にもつ方向を加える場合を読みます。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。