LESSON 01

性質を表す形容詞の接尾辞

語族と文の位置で形容詞接尾辞の境界を確かめよう

care/careful, danger/dangerousなどの語族と、名詞の前・be動詞などの後ろという位置を使い、中心と接尾辞の境界および形容詞の働きを確かめる

語族と文の位置で形容詞接尾辞の境界を確かめよう

このレッスンの役割

前のレッスンで、形容詞接尾辞は中心の意味を性質へ変えると学びました。このレッスンでは、語尾の見た目だけで誤って分けないための根拠をそろえます。

目標は、中心との語族、接尾辞が加える方向、文中で説明している相手という三点から、境界と形容詞の働きを確かめられることです。

具体例:形と位置を同時に見る

We followed a careful guide because the mountain path was dangerous.

語族 文中の位置 説明する相手
careful care + -ful guideの前 guideの注意深さ
dangerous danger + -ous wasの後ろ pathの危険な性質

carecarefuldangerdangerous は意味がつながります。さらに、完成語が名詞の前または be 動詞の後ろで性質を説明しています。

境界確認の三問

  1. 接尾辞候補を外すと意味のある中心が残るか。
  2. 中心の意味から完成語の性質を説明できるか。
  3. 完成語が文中で名詞を説明しているか。

三問がそろえば、形だけより強い判断になります。二問目や三問目が合わなければ、分解を保留します。

名詞と形容詞を語族で比べる

名詞 形容詞 文での違い
danger dangerous dangerはもの・こと、dangerousは性質
care careful careは注意、carefulは注意深い性質
use useful useは使用、usefulは役立つ性質

This tool has many uses. It is useful.

useshas の目的語になる名詞、usefulis の後ろで toolを説明する形容詞です。

よくある間違い

語尾が一致すれば接尾辞だと決めることです。fullf + -ull のようには分けませんし、busy-y も、この段階で意味のある中心 bus から「特徴」を作るとは説明できません。

また、意味だけで品詞を決めないことも大切です。文中の位置と、どの名詞を説明するかを必ず確かめます。

自分で確かめよう

確認1:dangerousの境界をどう説明しますかdangerという意味のある中心が残り、-ousが危険という特徴をもつ形容詞を作り、文中で名詞の性質を説明します。
確認2:useとusefulの文中の働きはどう違いますかuseはもの・ことを表す名詞や動作を表す動詞になり、usefulは人や物の性質を説明する形容詞です。
確認3:中心が残らない語はどうしますか語尾だけで分けず、接尾辞分析を保留します。

まとめと次の一歩

語族・意味の方向・文中位置から境界を確かめられました。次は -ful が中心の性質を十分にもつ方向を加える場合を読みます。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。