周りの語から意味の範囲をしぼろう
このレッスンの役割
前のレッスンで、未知語の役割を文の位置から仮置きしました。ここでは周りの語を一つ根拠に加え、「どのような意味か」まで範囲をしぼります。
目標は、反対、言い換え、例、結果などの分かりやすい手がかりを一つ使い、辞書訳を確定せずに大まかな意味の範囲を説明できることです。
具体例:「ピンポイントの訳」ではなく「範囲」を作ろう
Unlike the noisy cafeteria, the library was tranquil.
tranquil が未知語でも、次のように考えられます。
wasの後ろなので、libraryの状態を説明する語らしい。Unlikeは対照を示す。- 食堂は
noisy、図書館はそれと対照的な状態である。
したがって、tranquil は「騒がしくない、静かで落ち着いた方向の性質」としぼれます。正確な日本語一語へ固定しなくても、本文の対照は読めます。
代表的な手がかりを見つけよう
| 手がかり | 見方 |
|---|---|
| 反対・対照 | unlike, but, howeverの前後を比べる |
| 言い換え | or, in other wordsの後ろに説明がないか見る |
| 例 | such as, for exampleの後ろから共通点を探す |
| 結果 | soや次の文で何が起きたか見る |
今は一つの手がかりを正確に使う練習です。後の「文脈で語義を推測」コースで、複数文の手がかりを組み合わせます。
おすすめの学び方
未知語の訳語を書く代わりに、「対照から、○○と反対の状態」のような幅のある文を書きます。根拠の語に下線を引くと、答えだけでなく思考過程を復習できます。
よくある間違い
周りの文から一つの日本語を思い付いたら、それ以外は間違いだと考えないでください。文脈が示すのは、多くの場合「この文で合う意味の範囲」です。
自分で確かめよう
確認1:tranquilは文の中で何を説明しますか
主語the libraryの状態を説明します。確認2:tranquilの意味をしぼる強い手がかりは何ですか
Unlikeとnoisyによる対照です。確認3:この段階で辞書と完全に同じ日本語を書く必要はありますか
ありません。文の関係を読める程度に意味の範囲をしぼれればよいです。まとめと次の一歩
文の位置と周りの語から、未知語の意味を幅のある範囲へしぼれました。次は、語の形も合わせ、根拠付きの予想を一文で作ります。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。