LESSON 01

知らない語にも手がかりがある

周りの語から意味の範囲をしぼろう

反対・言い換え・例・場面の一つの手がかりを使い、未知語の大まかな意味の範囲をしぼる

周りの語から意味の範囲をしぼろう

このレッスンの役割

前のレッスンで、未知語の役割を文の位置から仮置きしました。ここでは周りの語を一つ根拠に加え、「どのような意味か」まで範囲をしぼります。

目標は、反対、言い換え、例、結果などの分かりやすい手がかりを一つ使い、辞書訳を確定せずに大まかな意味の範囲を説明できることです。

具体例:「ピンポイントの訳」ではなく「範囲」を作ろう

Unlike the noisy cafeteria, the library was tranquil.

tranquil が未知語でも、次のように考えられます。

  • was の後ろなので、libraryの状態を説明する語らしい。
  • Unlike は対照を示す。
  • 食堂は noisy、図書館はそれと対照的な状態である。

したがって、tranquil は「騒がしくない、静かで落ち着いた方向の性質」としぼれます。正確な日本語一語へ固定しなくても、本文の対照は読めます。

代表的な手がかりを見つけよう

手がかり 見方
反対・対照 unlike, but, howeverの前後を比べる
言い換え or, in other wordsの後ろに説明がないか見る
such as, for exampleの後ろから共通点を探す
結果 soや次の文で何が起きたか見る

今は一つの手がかりを正確に使う練習です。後の「文脈で語義を推測」コースで、複数文の手がかりを組み合わせます。

おすすめの学び方

未知語の訳語を書く代わりに、「対照から、○○と反対の状態」のような幅のある文を書きます。根拠の語に下線を引くと、答えだけでなく思考過程を復習できます。

よくある間違い

周りの文から一つの日本語を思い付いたら、それ以外は間違いだと考えないでください。文脈が示すのは、多くの場合「この文で合う意味の範囲」です。

自分で確かめよう

確認1:tranquilは文の中で何を説明しますか主語the libraryの状態を説明します。
確認2:tranquilの意味をしぼる強い手がかりは何ですかUnlikeとnoisyによる対照です。
確認3:この段階で辞書と完全に同じ日本語を書く必要はありますかありません。文の関係を読める程度に意味の範囲をしぼれればよいです。

まとめと次の一歩

文の位置と周りの語から、未知語の意味を幅のある範囲へしぼれました。次は、語の形も合わせ、根拠付きの予想を一文で作ります。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。