語形と語のつくりから見出し語を確定しよう
このレッスンの役割と目標
前のレッスンで調査目的を決めました。今回は、複数形・活用形・比較形・派生語・複合語が混ざる中から辞書の入口を決めます。
目標は、文の位置と語構造の二つを根拠に、検索する見出し語候補を確定することです。
形ごとの安全な入口
| 文中形 | 最初の判断 | 見出し語候補 |
|---|---|---|
| cities | 複数名詞 | city |
| written | 不規則動詞の過去分詞 | write |
| happier | 比較級 | happy |
| development | 派生語全体を先に探す | development |
| bus stop | 複合語全体を先に探す | bus stop |
派生語や複合語を最初から分解しません。語全体で見つからないときに中心語・表記違いへ広げます。
具体例:文の中で候補を分けよう
The students found useful information on a new website.
students → student:複数名詞。found → find:主語の後ろで過去の動作。useful:派生語全体を先に探し、必要ならuse + -fulを手がかりにする。information:語全体を探す。website:複合語全体を探す。
found は独立動詞「設立する」にもなりますが、この文では目的語 information と文脈から find の過去形が有力です。
よくある間違い
末尾の文字を機械的に削る誤りがあります。studied → studi ではなく、つづり変化を戻します。
また、接辞を見つけた瞬間に中心語だけを調べると、派生語の品詞・正確な語義を失います。全体を先に探します。
自分で確かめよう
確認1:developmentは最初にdevelopだけを探しますか
いいえ。まずdevelopment全体を探し、必要ならdevelopへ広げます。確認2:happiestの見出し語候補は何ですか
`happy`です。`iest`を`y`へ戻します。確認3:見出し語の根拠を二つ挙げるなら何ですか
文中の品詞位置と、活用・派生・複合など語の形です。まとめと次の一歩
文の位置と語構造から見出し語を確定できました。次はその項目で品詞・文型・文脈を重ね、語義を選びます。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。