LESSON 01

人・物・ことを表す接尾辞

語族を比べて接尾辞の境界を確かめよう

teach/teacherやact/actorのような語族を比べ、後ろを外した中心が意味を保ち、接尾辞が繰り返し同じ種類を加えるか確かめる

語族を比べて接尾辞の境界を確かめよう

このレッスンの役割

前のレッスンで、接尾辞は語の後ろから名詞の種類を示すと学びました。このレッスンでは、どこからが接尾辞なのかを安全に判断します。

目標は、完成語と中心語、その仲間の語を比べ、接尾辞候補を外しても意味のつながりが残ると確かめられることです。

具体例:完成語と中心語を往復する

中心語 完成語 共通する意味 接尾辞が加えるもの
teach 教える teacher 教える その動作をする人
act 演じる・行動する actor actする その動作をする人
develop 発展させる development developする 動作・過程・結果
kind 親切な kindness kindという性質 性質を名詞にする

teacher なら、-er を外すと teach が残ります。teach と「教える人」という意味がつながるので、境界の説明ができます。

境界を確かめる三つの質問

  1. 語尾を外すと、意味のある中心語が残るか。
  2. 中心の意味と完成語の意味がつながるか。
  3. 同じ接尾辞が、別の中心でも似た種類を加えているか。

三つがそろえば、見た目だけより強い根拠になります。

Our teacher is a good writer.

teach → teacherwrite → writer を比べると、異なる中心に -er が付き、どちらもその動作をする人を表しています。

よくある間違い

同じ語尾なら必ず接尾辞だと決めることです。water の最後は -er に見えますが、wat という中心語から「その動作をする人・物」という意味を作れません。

また、一語だけで無理に確定しないことも大切です。中心や文脈の根拠が弱ければ「保留」にします。

おすすめの学び方

単語カードには完成語だけでなく、teach → teacher のように中心との矢印も書きます。答えを隠して「中心」「接尾辞」「加わる種類」を順番に思い出します。

自分で確かめよう

確認1:writerの境界をどのように説明しますかwriteという中心が残り、-erがその動作をする人という種類を加えるので、write + -erと考えます。
確認2:waterをwat + -erとしない理由は何ですかwatという中心語がなく、意味のつながりも説明できないからです。
確認3:根拠が一つしかないときはどうしますか無理に確定せず保留し、語族や辞書で確かめます。

まとめと次の一歩

中心・意味のつながり・別の語族という三つで境界を確認できました。次は -er/-or が動作をする人を表す場合を読みます。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。