LESSON 01

発音・アクセント情報を読もう

第一・第二アクセントの記号と位置を読もう

主強勢と副強勢の記号が次の音節に付く方式を中心に、辞書の凡例を使って強く読む位置を特定する

第一・第二アクセントの記号と位置を読もう

このレッスンの役割と目標

前のレッスンで音節を数えました。今回は、複数音節のどこがもっとも強く明瞭かを、第一強勢・第二強勢の記号から読みます。

目標は、使用中の辞書の凡例を確認し、強勢記号が示す音節を間違えずに特定することです。

二種類の強勢

種類 役割 よくあるIPA表示の例
第一強勢 語の中でもっとも中心 ˈを強勢音節の直前に置く方式
第二強勢 第一ほどではない副中心 ˌを音節の直前に置く方式

辞書によっては母音の上にアクセント記号を置くなど、表示方法が違います。必ず凡例を先に見ます。

強勢は音量だけではありません。音節がやや長く、母音が明瞭になり、音の高さが動くなど複数の特徴で聞こえます。

具体例:educationの表示を追おう

  1. 辞書表記を音節に分ける。
  2. 第一強勢記号がどの音節の直前にあるか見る。
  3. 第二強勢があれば別の印にする。
  4. 音声を聞き、中心音節と周りの弱い音節を比べる。
  5. 強勢音節だけを不自然に叫ばず、語全体のリズムでまねる。

強勢記号をつづりの一部として読まないでください。音節の関係を示す道標です。

入試問題へつなげよう

アクセント位置を問う問題では、まず音節を数え、第一強勢の位置を数字で記録します。たとえば「三音節の第2音節」のように整理します。

同じつづりの一部や接尾辞をもつ語でも、強勢位置が同じとは限りません。未知語は辞書表示と音声で確かめ、既知語は間隔を空けて思い出します。

よくある間違い

記号の直前の音節を強く読む方式と、記号の直後の音節を強く読む方式を混同する誤りがあります。IPAでは一般に記号の直後の音節に強勢がありますが、辞書の凡例を優先します。

また、強勢を「大声だけ」と考えると不自然になります。長さ、明瞭さ、高さも音声で観察します。

自分で確かめよう

確認1:第一強勢は何を示しますか語の中でもっとも中心となる強勢音節を示します。
確認2:強勢は音量だけですかいいえ。長さ、母音の明瞭さ、高さの変化なども関係します。
確認3:記号位置の読み方が不明なときどうしますか使用中の辞書の凡例を確認します。

まとめと次の一歩

音節を先に分け、第一・第二強勢の記号から中心音節を読めました。次は同じつづりでも品詞や地域によって発音表示が異なる場合を比較します。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。