LESSON 01

様子を表す副詞のつくり

文全体への話し手の見方を副詞から読もう

fortunately, probably, surprisingly, finallyなどが文全体に話し手の評価・確かさ・展開上の位置を加えることを、読点や文意から読む

文全体への話し手の見方を副詞から読もう

このレッスンの役割

前のレッスンでは、程度副詞が直後の説明や動作へどこまでかかるかを読みました。このレッスンでは、文全体に話し手の評価・確かさ・展開上の位置を加える副詞を扱います。

目標は、副詞を一番近い動詞だけへ結び付けず、文全体へのコメントとして説明できることです。

具体例:出来事と話し手の見方を分ける

文頭の副詞 出来事 話し手が加える見方
Fortunately, nobody was hurt 幸運だと評価する
Surprisingly, the small team won 意外だと評価する
Probably, the train will be late そうなる可能性が高いと見る
Finally, we reached the top 長い過程の最後だと示す

Fortunately, nobody was hurt in the accident.

出来事の中心は nobody was hurt です。Fortunatelyhurt の方法ではなく、「だれもけがをしなかったことは幸運だ」という文全体への評価です。

読点と位置を手がかりにする

文頭で読点に区切られている副詞は、文全体へのコメントである可能性が高くなります。ただし、読点だけで確定せず意味も確かめます。

The train will probably arrive before noon.

文中の probably も、到着の方法を説明するのではなく、「正午前に到着する」という予想の確かさを示します。

確かさを読み違えない

副詞 確かさの大まかな違い
certainly 確かに・間違いなく
probably おそらく・可能性が高い
possibly ひょっとすると・可能性がある

probably を「必ず」と読むと、文章の主張を強くしすぎます。

よくある間違い

Surprisingly, Ken solved the problem.surprisingly を「Kenが驚きながら解いた」と読むことです。ここでは話し手が、Kenが解いたという事実を意外だと評価しています。

だれの感情・評価かを確かめ、出来事そのものと分けます。

自分で確かめよう

確認1:Fortunatelyは何を説明しますか一つの動詞の方法ではなく、後ろの出来事全体を幸運だと評価します。
確認2:probablyはcertainlyと同じ確かさですかいいえ。probablyは可能性が高い予想で、確実とは限りません。
確認3:文頭の読点は何の手がかりになりますか副詞が文全体への話し手のコメントとして区切られている可能性を示します。

まとめと次の一歩

文全体への評価・確かさ・展開を副詞から読めました。次は、friendly のように -ly で終わっても副詞ではない形容詞を、修飾先から見分けます。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。